近年、Webマーケティングコンサルタントに興味を持つ方が増えている。
Webマーケターとして働いてみたい個人はもちろん、
自社でWeb集客を実施したい事業主も、Webマーケティングコンサルタントという”仕事の全貌”が気になるであろう。
本記事では、現場で働く私が、Webマーケティングコンサルタントの具体的な仕事内容を、未経験者でも理解できるよう語る。
また、この仕事には、良い面ばかりだけではなく、プレッシャーのかかる辛い面もある。
そういった生々しい部分も含め、記事後半では、Webマーケティングコンサルタントになるための方法も語っていきたい。
【期間限定】Webマーケター転職講座を無料でプレゼント中!
⚠️予告なく終了する場合がございますので、受け取りはお急ぎください。
そもそもWebマーケティングコンサルタントとはどんな仕事か?
まずは、Webマーケティングコンサルタントが何をやっているのか?、専門用語なしでわかりやすく説明していく。
お客様の集客や売上UPに貢献する仕事
Webマーケティングコンサルタントの仕事を簡単に言うと、「お客様の集客や売上UPに貢献する仕事」だ。近年、この仕事の需要は爆発的に高まっている。
SNSやWebでの検索が当たり前になってきた今、Webマーケティングができるか?できないか?で、”事業主の生死が決まる”と言っても過言ではない。
特に、新型コロナウイルスが流行してから、多くの企業がWebマーケティングの必須性に気づいた。もはや、Web集客(≒Webマーケティング)なしに、生き残ることは難しい。
しかし、多くの中小企業は、社内にWebマーケティング人材を抱えることができていない。
社内でWebマーケターを育成することは簡単ではないし、
Webに知見のない企業が、優秀なWebマーケターを正社員として迎え入れることも容易ではない、というのが実態だ。
そのため、企業外部のWebマーケティングコンサルタントの需要が高まっており、クライアント(お客様)の集客数や売上UPに貢献することが求められている。
Webマーケティングコンサルタントの具体的仕事内容
Webマーケティングコンサルタントの仕事内容は、”お客様の集客や売上UPに繋げるための仕組み作り”である。
具体的には、下記が挙げられる。
- SEO対策(検索エンジン最適化)
- SNS運用代行(Twitter・Instagramなど)
- SNS広告運用代行(Twitter・Facebookなど)
- YouTube
- Google広告運用代行
上記のWebマーケティング施策を、クライアント(お客様)の商材に合わせて、提供していくことになる。
例えば、Google検索からHPにアクセスを集めたいのであれば、SEO対策が有効だ。
SEO対策とはGoogleの検索順位を上げることで、HPに安定的なアクセスを集めることが可能になる。そして、安定的なアクセスに伴い、集客も売上も安定化する。
他にも、Facebook広告の運用代行であれば、Facebookのタイムラインに広告を出稿することで、集客数と売上UPを行うことができる。
このように、Webマーケティングコンサルタントは、クライアントの商材に合わせ、適切な施策を選び、安定的な集客数や売上UPに貢献することが求められるのだ。
【実体験から語る】Webマーケティングコンサルタントの年収や単価は?
続いて、Webマーケティングコンサルタントの、年収や月の報酬単価についてお話しする。
他Web職種に比べ、100〜200万円ほど年収は高い傾向
結論から言うと、Webマーケティングコンサルタントの年収や単価は非常に高い。
Webマーケティング職に分類されると考えられる、下記5職種を、全職種平均年収と比較した。
[su_spoiler title=”Webマーケティング職種一覧”]- データアナリスト
- リサーチ(市場調査)
- 商品企画
- 販売促進(広告宣伝)
- 広報・IR
▼職種別の平均年収
職種 | 平均年収 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
全職種平均 | 434万円 | 364万円 | 472万円 | 538万円 | 620万円 |
データアナリスト | 558万円 | 444万円 | 572万円 | 703万円 | 824万円 |
リサーチ (市場調査) |
525万円 | 424万円 | 537万円 | 678万円 | 907万円 |
商品企画 | 487万円 | 390万円 | 515万円 | 644万円 | 770万円 |
販売促進 (広告宣伝) |
484万円 | 390万円 | 509万円 | 622万円 | 785万円 |
広報・IR | 476万円 | 374万円 | 483万円 | 606万円 | 723万円 |
※スマホでは横にスクロールできます
参照元:doda
マーケティング職の平均年収は、全職種、全年代で全職種平均より上回っている。全世代において、他職種と比べ、約100〜200万円ほど年収が高い。
Webマーケティングコンサルタントの、正確な平均年収データは見つからなかったが、同様に年収は高いと考えられる。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
【実体験】独立すると、年収は跳ね上がる
ちなみに、私の実体験などに基づく認識によると、フリーランス(個人で独立した)Webマーケティングコンサルタントの年収は、さらに高いことが多い。
なぜなら、企業は、外部のWebマーケティングコンサルタントを、一Web担当者のような形で雇うからだ。私や私の周りのフリーランス仲間も、正社員の給料分くらいを、一案件の単価として頂くケースが多い。
そのため、一案件あたりのフリーランスコンサルタントの単価は、月15〜50万円ほどに収まることが多い。
また、フリーランスコンサルタントの場合は、複数企業との契約を交わすことが一般的なので、
「月収=月単価×企業(お客様)数」のような計算式で、報酬が決まる。
例えば、一単価平均25万円×4社であれば、月収100万円(年収1,200万円)となる。
実際、私の周りにも、20〜30代にして、年収1,000万円を超えるフリーランスWebマーケティングコンサルタントは多数いる。
しかし、Webマーケティングコンサルタントが、皆同じように稼げるとも言えない。コンサルタントによって、差は大きい。後述するが、お客様の集客数や売上UPに貢献するからこそ、多くの報酬を頂けるのである。
Webマーケティングコンサルタントに必要な資質やスキルは?
続いて、Webマーケティングコンサルタントに必要な資質やスキルをお話ししていく。
Webマーケティングコンサルタントに向く資質は?
Webマーケティングコンサルタントに必要な資質は、”探究心”である。
もちろん、”真面目である””信頼される”など、多くの能力や資質が必要ではあるが、とりわけ”探究心”は大事だ。”好奇心”や”新しいもの好き”と言ってもいいかもしれない。
”探究心”が大事である理由は、常に新たなことを勉強する必要があるからだ。
Webマーケティングの業界は、とにかく変化が早い。例えば、ここ数年で言うと、急激にInstagramやTikTokなどのSNSが伸び、Web集客の可能性が拡大した。
また、新たなクライアントが増えるたびに、クライアントの商材を理解したり、最適なWebマーケティング施策を提案する必要もある。
そのため、速い変化についていく、”探究心”が必要なのだ。
最低限求められるスキルは?(一つでOK)
Webマーケターに求められる具体的なスキルでいうと、先ほどもお話ししたような下記スキルが必要だ。
- SEO対策(検索エンジン最適化)
- SNS運用代行(Twitter・Instagramなど)
- SNS広告運用代行(Twitter・Facebookなど)
- YouTube
- Google広告運用代行
「こんなにたくさんあるのか…」と身構えてしまうかもしれませんが、必ずしも全部をマスターする必要はない。上記のうち、強いスキルが一つでもあれば、コンサルタントとして活躍していくことは可能である。
私も、最初から全ての媒体知識があったわけではない。
私の場合、最初はブログ運営を通して学んだSEOスキルだけであった。しかし、SEOをある程度極めるだけでも、幅広い業界のクライアント様からお仕事を頂き、職には困らなかった。
その間、自分でYouTubeチャンネルを開設したり、Twitter(また広告)を運用することで、別媒体の知識も付けていった。
まずは一つ専門スキルがあれば、Webマーケティングコンサルタントとして活躍するには十分だ。
【年収1,000万超】トッププレイヤーの条件とは?
ただ、Webマーケティングコンサルタントとして、トッププレイヤーを目指していきたいのであれば、自分が対応できる専門領域を増やすことが重要だ。
例えば『SEO対策』が今のあなたの得意領域だとして、SNS運用もプラスして身に付けることができれば、SEO×SNSといった戦略をクライアントに提案することができる。
実際に、Google経由でアクセスを集める『SEO対策』と『拡散性のあるSNS』は相性が抜群に良いので、クライアントの成果に結びつきやすく、結果的にあなたの収入も上がっていく。
繰り返しだが、コンサルタントが年収を高める上で最も大切なことは、”クライアントを稼がせること”だ。そのためにも、スキルを幅広く勉強し続けるための”探究心”が必要になってくる。
Webマーケティングコンサルタントの魅力・大変なところ
ここまで、Webマーケティングコンサルタントにおける”需要の大きさ”や”高い年収”などをお話しし的が、
記事後半では、この仕事の生々しいリアルな部分をお伝えする。
楽しい所(仕事の魅力)
まず、私が感じるWebマーケティングの楽しい所は、”答えが決まっていない所”である。
Webマーケティングには正解がない。
クライアントの商材によって、Instagramなのか?Twitterなのか?のように、最適な媒体や施策が異なるし、広告の文字が一つ変わるだけで、成果が大きく変わることもある。
”答えが決まっていない”からこそ、裁量が大きく、やりがいもある。
関連記事:Webマーケティングのやりがい3+1選 | 表面的なやりがいと本質的なやりがい
大変な所(辛いところ)
逆に最も大変なのは、とにかく”数字”で”シビア”に評価されることだ。
Webマーケティングコンサルタントの仕事は、とにかく、数字を上げること。集客数も売り上げも向上させなければならない。
そのため、数字が上がらないのであれば、どんなに”頑張っているつもり”でも、コンサルタントとして評価されることは基本的にない。
この”数字”で”シビア”に評価されるという点が、Webマーケティングコンサルタントにとって、大変な部分であり、時には辛い部分でもある。
数字を伸ばし仕事を楽しむためにも、スキルを高め続けることが大事だと感じます。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
未経験からWebマーケティングコンサルタントになる方法は?
最後に、未経験からWebマーケティングコンサルタントになる方法を、2つお伝えする。
未経験枠で、就職・転職をする
まず、最も一般的な方法が、新卒でWeb広告代理店に就職したり、”未経験OK”な枠で転職することである。
就職や転職のメリットは、先輩の指導を受けながら、スキルを身に付けられることだ。
フリーランスWebマーケティングコンサルタントの多くも、3〜10年ほど会社員として現場経験を積んでから独立している。
ただ、未経験枠となると、30代半ばを超えてからの転職はなかなか難しい。
また、独立を目指している方にとって、就職・転職が必ずしても最短ルートであるとも言えない。なぜなら、最初の1〜2年は、戦略立案などの上流工程ではなく、戦略実行の下流工程でほとんどの時間を使うからだ。
独立するならば、戦略立案能力は必須であり、”作業だけ”に時間を使っていては、短期間で成長することはなかなか難しい。
上流工程で働き、戦略立案能力を高めたいのであれば、20名以下の少人数ベンチャー企業か、独学でのWebマーケティング学習がおすすめである。
独学でWebマーケティングを学習する
続いて、おすすめなのが、自身でWebマーケティングを学習することだ。
学ぶというよりかは、”実践してみる”に近いのかもしれない。
例えば、自分でブログを運営してみるのは、独学の良い方法だ。
ブログを運営していると、段々と記事を上位表示させる(SEO対策)スキルが身についてくる。そして、何かしらの商品をブログで販売してみると良いだろう。
ブログ以外でもよい。SNSでも、YouTubeでも同じだ。
「アクセスを集める→商品を販売する」という経験を積みながら、知識をつけていくことで、Webマーケティングスキルは自然と高まっていく。
もちろん、簡単な話ではないが、今の時代、個人でもほぼお金をかけずとも始められるので、学生にも社会人にもおすすめしたい。
そして、成果が出てきたタイミングで、知り合いの社長さんに声をかけお仕事を頂けたのです。私の場合は、独学でWebマーケティングコンサルタントになったのです。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
Webマーケティングコンサルタントになりたいなら「Withマーケ」
今回は、Webマーケティングコンサルタントになりたい方向けに、この仕事の良い部分・大変な部分を含めて、全貌をお話しした。
本記事をきっかけに、熱意あるWebマーケティングコンサルタントが増えてくれたら、すごく嬉しく思う。
また、これからWebマーケティングコンサルタントを目指す方には、弊社が運営している月額制Webマーケティングスクール『Withマーケ』での学習もぜひおすすめしたい。
Withマーケには、SEO、SNS、Web広告の基礎が学べる170本の動画講義があり、ゼロからWebマーケティングを学ぶ方には最高の環境だと自負している。
完全オンライン&隙間時間で受講することができるので、忙しい社会人にも、地方在住の方にも、満足していただけると思う。
Webマーケターへの転職に興味のある方に「無料転職講座(完全無料)」をプレゼント中です!
など、これからWebマーケターを目指す方は、必ず知っておきたい情報が盛り沢山です!
是非、この機会に受講してみてください!
▶Webマーケター転職講座はこちら(完全無料)