多くの人が、お金と時間に余裕のある生活を求めてフリーランスを視野に入れています。
しかし、9割のフリーランスが単発案件や低単価案件をこなしている現実。
フリーランスになったからといって、自由のある生活を送れるとは限りません。
ただ、時間とお金に余裕のあるフリーランスもいるわけで、その方達はあるスキルを兼ね備えています。
ちなみに、「営業スキルを身につけよう」といったお話しをするつもりはありません。
では早速、お金と時間に余裕のあるフリーランスが身につけているあるスキルは何か見ていきますね。
フリーランスエンジニアはやめとけと言われる最大の理由
ほとんどのフリーランスエンジニアが自由とかけ離れた生活をしている
フリーランス=自由と思われがちですが、フリーランスの実態はそう甘くはありません。
具体的にみると、30万円の案件を相場の10分の1を満たない単価で引き受けている現実。
仕事が途切れることもあるので、その度に新規営業をして案件を獲得しなければなりません。
そのため、報酬が低かったり仕事がなかったりと、常に不安と隣り合わせの生活。
一方で、時間やお金にも余裕があるフリーランスエンジニアも中にはいます。
では一体その差は何なんでしょうか、次でその疑問に対する答えを見ていきますね。
高単価案件が続々と依頼されるフリーランスエンジニアがいる真相
ただ、高単価な仕事を次々と依頼されるフリーランスエンジニアの方もいます。
こう聞くと、「どうせスキルが高いからでしょ」と思う方もいるかもしれません。
しかし、スキルが高いわけでもコネがあるわけでもありません。
「高いお金を払ってでもあなたにお願いしたい」といった、お客様に選ばれる仕組みを意図的に作っているだけです。
これさえあれば、報酬の低い仕事や新規営業をしなくても継続的に収入を得られますよ。
お客さんに選ばれる仕組みを作るべき
高単価案件に囲まれているフリーランスが実践していることこそ、マーケティングを使った仕組みづくりのこと。
つまり、お客様に選ばれるための仕組みを作れるマーケティングを学んでいたのです。
「ん?マーケティングって何?」と、ピンとくる方はほとんどいないと思います。
そこで今回は、「高単価案件獲得マーケティング講座」を5日間に凝縮してまとめました。
完全無料で高単価案件を獲得できる仕組み作りを学べるので、ぜひ受講してくださいね。
フリーランスエンジニアが「やめとけ」と言われる10の実態
まずはじめに、僕も感じた「フリーランスエンジニアはやめとけ!」と言われてる実態(理由)を10個暴いていきましょう。
- 収入が不安定
- スキルが無いと消耗する
- フリーランスエンジニアが飽和している
- 成長しづらい
- 仕事獲得が大変
- 自己管理が大変
- 社会的信用が会社員と比べて低い
- 景気変動に弱い
- 加齢と共に状況が苦しくなってくる
- 確定申告をしなければならない
どれも現実であり、幻ではありません。
一つ一つ見ていきましょう。
やめとけの理由①:収入が不安定
エンジニアに限った話ではないですが、そもそもフリーランスというのは毎月毎月収入に対する不安が付き纏います。
なぜなら、会社員と違ってフリーランスは毎月一定の給料が支払われるわけではなく、自分で仕事を獲得し、自分で収入を収入をやり繰りしていく必要があるからです。
この収入が不安定なことによる心理的・金銭的ダメージが、「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われる実態の一つなのです。
僕も「来月の仕事は大丈夫かな..」「先月はこれだけ稼げたのに、今月はこれしか. . 」など、常に収入の不安定さに悩まされていました。
やめとけの理由②:スキルがないと消耗する
フリーランスエンジニアは自分のスキルだけが武器であり、食べていくための生命線です。
裏を返すと、フリーランスエンジニアはスキルが無いと不利な立場に置かれ、劣悪な労働条件を強いられたり、そもそも仕事が獲得できないなんてこともあります。
実際に、僕もまだスキルが乏しかったフリーランスエンジニアなりたての頃は、何度もクライアントの修正や要求に応え、プライベートの時間も潰しながら必死で働いていました。
それにもかかわらず、もちろん残業などは存在しませんし、単価も非常に低かったので、毎日消耗するばかりでした..。
「スキルがないフリーランスエンジニアはやめとけ」とでも言ったところでしょうか。
やめとけの理由③:フリーランスエンジニアが飽和している
数年前から、フリーランスエンジニアが急増し、ブームのような大盛況が起こっています。
ITの需要や市場の発達具合によって、フリーランスエンジニアの将来性は危ぶまれることになりますが、もうすでに現在でも「飽和しているんじゃないか..?」というような状況になりつつあります。
例えば、クラウドソーシングの案件においても、一つの案件に対して数十人、数百人とフリーランスエンジニアがエントリーし、競争が激化しています。
供給が多すぎて、仕事すらできない人が多いことから、「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われてしまっているのかもしれません。
やめとけの理由④:成長しづらい
フリーランスエンジニアは実は会社員エンジニアよりも成長することが難しくなります。
これは、教育制度や質問環境の有無が起因しており、会社員と比べるとフリーランスは不利な状況に置かれているため「やめとけ」と言われるのかもしれません。
そういえば、僕も会社員だった頃の方が、新しい言語を勉強する余裕がありましたし、自分が書いたコードのフィードバックも貰えていました。
たしかに、会社員は企業が行っている教育制度があったり、デキる先輩・同期などにわからないことをすぐに質問できる環境にありますよね。
一方、フリーランスエンジニアとなると、案件の業務を進めていく中でわからないことがあっても質問できる状況ではなく、膨大な時間をかけて何とか解決することになります。
もちろん、既存の知識を使ったり、ググったりして、自力で解決することが大事なのは言うまでもないです。
しかし、やはりいくらググってもわからない問題は沢山ありますし、あまりにも時間をかけすぎると案件の業務にも支障が出てしまいます。
そして、新しい言語やツールを自分で学ぶよりも、企業の中で教育された方が遥かに早いのは明確ですよね。
やめとけの理由⑤:仕事獲得が大変
フリーランスエンジニアの大変なところとしてよく挙がっているのが、実は業務内のことではなく、その前の「仕事獲得が大変」だということです。
僕もこれに関しては、相当頭を悩ませませましたね..。
最初の頃は、クラウドテックやレバテックフリーランスなどのクラウドソーシングを利用しても、自分に合った条件の良い案件を探すのに一苦労していました。
そして、より高単価な案件を受注しようと思い、クラウドソーシングを卒業して、自分で営業をやり始めました。
しかし、自分は営業マンではなくエンジニアだったので、一切営業に関する知識やスキルが無くて苦労しました。
理想は高単価案件を継続的に振ってくれる良質な人脈を持つことや、自分に安定的に仕事が入る仕組みを作ることですよね。。
僕はWithマーケをと通してそれらを構築できたのですが、ほとんどの人が仕事獲得に苦労しているために「やめとけ」という声が挙がっているのだと思います。
やめとけの理由⑥:自己管理が大変
フリーランスは良い意味でも悪い意味でも自由なので、相当な自己管理能力が必要とされます。
気付いたら生活リズムが崩れて昼夜逆転してしまったり、仕事とプライベートの境目がなくなってつい働き続けてしまったり、、、。
また、健康に関しても、会社員よりフリーランスの方が乱れている人が多いようです。
参考:フリーランスの年に一回の健康診断受診率は28%と低水準。健康インフラ促進を目指すクリニックTEN渋谷が、フリーランス健診受診実態調査2021を実施
上記のグラフは、会社員に比べて圧倒的にフリーランスの方が健康診断に行っている割合が少ないことが見受けられます。
もし体調を崩してしまった場合、会社員はそこまで影響はありませんが、フリーランスは全てが自分に直接影響してしまうことを心に留めておきましょう。
自己管理できない人は「やめとけ」ですが、フリーランスとしてやっていく中で自己管理能力も向上させる気持ちがあれば問題ありません。
やめとけの理由⑦:社会的信用が会社員と比べて低い
フリーランスエンジニアは、どうしても会社員エンジニアに比べて社会的信用が低いです。
ローンを組めなかったり、クレジットカードを発行できなかったり、賃貸物件を借りたりすることが厳しくなります。
また、人によっては結婚や企業との取引が難しくなる場合もあります。
こうした社会的信用度の低下によるネガティブな影響からも、「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言った声が挙がっているのです。
しかし、フリーランスでも支払い能力が高いことを証明できれば、これらの問題は解決できることが多いので、まずはとにかく多く稼ぐことを意識することが大切です。
やめとけの理由⑧:景気変動に弱い
フリーランスエンジニアの弱点は、景気変動に弱いことです。
景気が悪くなると、フリーランスで働いている人は会社員に比べて仕事を失いやすい傾向があります。
なぜなら、不景気になると会社はできるだけコスト削減に努めますが、その中で真っ先に影響を受けるのが外注先であるフリーランスの継続案件だからです。
案件の募集件数が減ってしまうと、それだけ競争率も激しくなって、よりレッドオーシャンとなり、できるだけ安く働ける人材が求められるようになってしまうのです。
このように外部要因によって、仕事や収入が左右されてしまう不安定さに苦しむフリーランスエンジニアが「やめとけ」と声を挙げているのです。
もちろん、会社員も景気変動によって多少の影響は受けますが、その影響はフリーランスには全く及ばないことを覚悟しておく必要があります。
やめとけの理由⑨:加齢と共に状況が苦しくなってくる
フリーランスエンジニアの界隈では、「35歳定年説」というものが噂されています。
このことは大袈裟だとしても、実際に年齢で足切りされたというフリーランスエンジニアの方が何人かいるようです。
参考:【2020年3月発表】フリーランスWebクリエイター人材・案件動向調査|レバテッククリエイター
上記のITフリーランス案件求人サイトの新規登録者の年齢層を表したデータを見てみると、20代は増加傾向にあるものの、30代以降は少なくなっていることがわかります。
特に50代以降が少なく、現実的には出来る仕事が減ってしまう可能性もあるそうです。
また、単純にずっと座り続けてPCと向かい合っていると、身体的にも負担がかかりますよね。
若いうちから稼ぎやすい反面、歳を重ねるにつれ状況が厳しくなってしまうので、長期的に考えて「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言っている人がいるわけです。
やめとけの理由⑩:確定申告をしなければいけない
フリーランスは会社員と違って、稼いだお金の中から税金を納めなければなりません。
この際に行うのが確定申告です。非常に面倒くさいのですが、会社員は煩わしい手続きは全て会社がやってくれていたので不要です。
会社員は、保険や確定申告の費用などが天引きされた状態で給料が与えられています。
一方、フリーランスは「どれだけ年収を得ているのか」「その年収をどのように使用したのか」など、事細かに計算をしなければいけません。
もし確定申告を間違えたり、行わなかったりすると、追加で納税しないといけないのでかなりストレスのかかる作業になります。
この確定申告をしないといけないことが嫌すぎてフリーランスを辞める人もいるくらいですから、「やめとけ」と言う意見があるのも不思議ではありませんね。
もし確定申告などの大変な作業を外注したいのであれば、自分に合った税理士を何度でも無料で探せるサービスやフリーランスエンジニア向けの税務代行サービスなどを活用するといいでしょう。
フリーランスエンジニアの現実的な年収や難易度【統計データから見る】
ここまでフリーランスエンジニアが「やめとけ」と言われる実態を、体験談やデータをもとに10個解説してきました。
では、実際の気になる年収や難易度などはどうか?
統計データに裏付けされた、フリーランスエンジニアの実態を見ていきましょう。
ぶっちゃけ本当に稼げるの?気になる年収は?
フリーランスエンジニアはよく「稼げるぞ~」などと言われていますが、現実はどうでしょう。
下記のデータを見ると、会社員に比べてフリーランスの方が、若いうちから年収700万や1,000万円以上稼ぐ人が多いことがわかりますね。
参考:IT人材白書2016
また、下記のデータは昇進した際のモデル年収ではありますが、ITエンジニアの年収は軒並み上位となっています。
プログラミングスキルを持つ人材は、一般の職種に比べて、年収が高まりやすい傾向があるのです。
実際、僕のフリーランス仲間や、知り合いの会社経営者に話を聞いてみても、実力があれば20〜30代で年収1,000〜2,000万円稼ぐ人もゴロゴロいます。
そして、驚くことに『フリーランスエンジニアの平均年収は「約862万円」』だというデータが出ています。
参考:レバテックフリーランス
(高単価な案件を幅広く揃えている『レバテックフリーランス』だからこそ というところもありますが、、、)
高単価案件を複数こなすことができるので、フリーランスエンジニアになると年収が跳ね上がりやすいのですね。
実務経験はどれくらい必要?ライバルはどれくらい強い?
結論から言うと、1年ほどの実務経験があればフリーランスエンジニアとして稼いでいくことができます。
しかし、単価が低かったり、経験・スキル不足で上手くいかなかったりして、続かないことが多いので、継続的に稼ぐには少なくとも3〜5年の実務経験は必要でしょう。
また、需要が高いので、フリーランスエンジニアに”なる”のはそこまで難しくはありません。
下記の「業種別転職求人倍率」を見てみると、エンジニアをはじめとしたIT業界は、一際高い数値を誇っていることがわかると思います。
参考:【転職求人倍率】求人倍率は+0.03ptの2.18倍。求人数は微増し、転職希望者数は微減したことで、求人倍率は上昇。 |転職ならdoda(デューダ)
IT社会においては、応募できる求人の数に困ることはないでしょう。
しかし、それ以上にフリーランスエンジニアになる人も増えてきているのです。
そのため、一つの案件の募集に多数のフリーランスエンジニアが集中し、競争が激化しています。
さらに、案件にエントリーしているのは個人だけでなく、Web制作会社やフリーランスチームなど組織も多いので、ライバルは結構強かったりします。
まだ実績や信頼もないフリーランスエンジニアが継続的に稼いでいくためには、他者と差別化を図ったり、一つ一つ目の前の案件に全力で取り組んだりすることが必要です。
最近では、SEOやSNS運用など、売上に直接関わるWebマーケティングスキルも身につけて、個人の影響力をつけているフリーランスエンジニアが増えてきています。
その中でも埋もれない”本質”を学ぶためには、独学ではなくWithマーケなどのプロの現役マーケターが直接指導しているサービスを利用するのがいいでしょう。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴3選【きつい】
先ほどは、統計データに裏付けされた、フリーランスエンジニアの現実的な年収や難易度をお伝えしてきました。
次は、僕の実体験に基づいて、フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴を3つご紹介します。
- 好奇心がない人
- フリーランスに幻想を抱いている人
- なるべくコミュニケーションを取りたくない人
正直、この中から一つでも当てはまる人は、フリーランスエンジニアになっても「きつい..」と感じてしまい後悔するでしょう。
向いていない人の特徴①:好奇心がない人
フリーランスエンジニアに一番必要な要素と言っても過言ではないのが「好奇心」です。
なぜなら、日々刻々と変化し続ける新しい技術やトレンドに追いついていく必要があるからです。
好奇心が強い人は、向上心が高いというか、成長意欲が高いというか、勉強し続けることに対してはあまり「きつい..」とは感じないと思います。
向いていない人の特徴②:フリーランスに幻想を抱いている人
フリーランスは皆が思っているほど楽ではありませんし、むしろ会社員より大変なまであります。甘く考えていると後悔するでしょう。
やること一つ一つが全て自分の責任になって返ってくるので、意思決定一つとっても、行動一つとっても強い責任と覚悟を持って仕事をする必要があります。
ただ「働き方の形態」が変わるだけなので、憧れているだけでは駄目なのです。自由な働き方には、相応の責任が伴いますから。
向いていない人の特徴③:なるべくコミュニケーションを取りたくない人
「フリーランスエンジニアはコミュニケーションとあまりコミュニケーションを取らなくて済む」と思っているなら大間違いです。
むしろ、フリーランスエンジニアはクライアントとの迅速な報連相や丁寧かつ的確な応答など、コミュニケーションがめちゃくちゃ重要になってきます。
高いプログラミングスキルを保有しているのは当たり前というか、前提の話で、多くのフリーランスエンジニアと差別化を図れるのは、高いソフトスキル(コミュニケーション力)くらいしかありません。
フリーランスエンジニアのメリット5選
ここまでフリーランスエンジニアの現実をありのままにお伝えしてきたので、負の部分ばかりが目立ってしまっていました。
しかし、もちろんフリーランスエンジニアには会社員にはない「良いところ」が沢山あります。
なのでここからは、”現実的な”フリーランスエンジニアのメリットを5つご紹介していきますね。
- 若くして高年収を狙いやすい
- 時間や場所にとらわれない自由な働き方が可能
- 煩わしい人間関係から解放される
- スキルがあれば自分から仕事を選べる
- マーケ脳があれば会社に依存しない人生を歩める
どれも魅力的なものばかりですね! それぞれ見ていきましょう。
メリット①:若くして高年収を狙いやすい
フリーランスエンジニアは若くして年収1,000万円以上など、年齢関係なく高年収を狙いやすいです。
参考:IT人材白書2016
というのも、フリーランスエンジニアの世界は日本固有の年功序列では全くなく、完全に実力主義だからです。
売上に貢献できる貴重なスキルがあれば、誰でも20代前半で年収1,000万円や月収100万円を狙えることは現実的なのです。
メリット②:時間や場所にとらわれない自由な働き方が可能
よく聞く話ですが、フリーランスエンジニアはPC1台で作業できてしまうので、時間や場所に縛られない自由な働き方をすることができます。
クライアントとのミーティングやプレゼンなどは、今の時代zoomなどのツールを使うことがデフォルトになっているので、コミュニケーションもオンライン上で完結します。
毎朝、時間に追われながら鮨詰めの満員電車に乗って、汗だくになりながらオフィスに行かなくても、涼しい家やカフェなどでも作業できてしまうのは魅力的ですよね。
メリット③:煩わしい人間関係から解放される
人間誰しも相性というものがあるものです。そして、よく「悩みの9割は人間関係に起因する」などと言われます。
たしかに、自分と合わない人やよく怒ったり詰めてきたりする上司と毎日嫌でも顔を合わせないといけない最悪の環境が無いと考えるとだいぶ心理的に楽ですよね。
また、怒っている人が同じ空間にいるだけで、自分までも嫌な気分になってしまいがちな繊細な方にとっても、自分の世界に集中できるフリーランスエンジニアは凄く魅力的ではないでしょうか。
会社と違って嫌ならすぐに辞めれますし、案件ごとにメンバーが変わるので、我慢し続ける心配も不要ですよ。
メリット④:スキルがあれば自分から仕事を選べる
高いスキルを保有していれば、ヘッドハンティングのように複数の企業側からオファーが来たりするのが、フリーランスエンジニアの世界です。
思ったより世間は狭いもので、過去の案件の実績や評判が良ければ、それを評価してもらうことができ、好条件な仕事をいくつも選べたりもします。
そんな漫画の世界のような状況に至るには、特に売上に関わるWebマーケティングスキルを持っていることが条件になります。
どの企業も凄腕のエンジニアより、売上を上げてもらえるエンジニアの方が欲しいからですね。
メリット⑤:マーケ脳があれば会社に依存しない人生を歩める
マーケ脳(売上を上げるための戦略や仕組みを考えられる思考回路)を持っていると、それだけでフリーランスエンジニアの価値は一気に高まります。
なぜなら、クライアントの売上はもちろん、自分個人も継続的に売上を生まれる仕組みが作れるからです。
マーケ脳のあるフリーランスエンジニアは最強で、一人会社のように全て個人で完結するので、起業して、目覚まし時計が必要ない生活を送ることが可能になります。
【実体験】フリーランスエンジニアで後悔した僕の悲惨な末路
ここで、僕がフリーランスエンジニアになって後悔した話と悲惨な末路について1分ほどで語らせて下さい!
僕はプログラミングスクールに在籍してたときに、案件獲得サポートを受けながらなんとか仕事を獲得し個人でフリーランスエンジニアとして初めて稼ぐことができました。
初めて自分一人で案件を獲得したときは舞い上がるほど嬉しかったのを今でも覚えています。
しかし、その先に待っていたのは、クライアントワークに消耗しているボロボロの自分でした…。
時給単価30円!?. . . 超案件に疲弊したヤバい話
いざ、実務経験が積めるぞ!と意気込んで臨んだ初めての案件。
やってみると、スキルや知識がまだまだ足りなかったのもあるが、それ以上にクライアントからの修正依頼が山ほど. . .
コードを書いては修正、書いては修正の繰り返し。チャットは鳴り止まない。
プログラミングスクールで学んだことは全然活かされず、実務経験の大切さを思い知った。
そして、エラーの連続で心が折れそうになっても、フリーランス(一人)だったので、相談や質問をできる人がおらず、、日々赤い文字と向き合う自分は完全に心身ともにやれていたのだった。。
なんとかググりまくって案件を終わらせた僕でしたが、後から時給単価に換算してみると、おそらく20~40円くらいだったのではないかと思う。
それほど、眠い目を擦って、レッドブルを飲みながら夜な夜なエラーと闘っていたのだ。
無理に我慢し続けたフリーランスエンジニアの末路
その後も、挫けずにいくつか案件をクラウドソーシングや知り合いのつてなどから受注し、次第にレベルも上がっていったわけだが、一向にストレスなく働ける日は来ず。。。
とあるオンラインサロンに入って質問や相談をしても、返ってくるのが遅かったり、曖昧で薄い答えしか返ってこなかったり、、
それでも逃げずに案件と向き合って、色々と我慢しながらも頑張り続けた僕は、ついに心が真っ暗になってしまったのだった。
集中するためといって、プライベートの時間や遊び、人間関係など、いろんなものを断ち切ってた自分は、悩みや不安を全て自分一人で抱え込んでしまって、キャパオーバーになった. . .
朝になってもベッドから起き上がれず、謎の疲労感や虚無感に包まれながら、白黒の毎日を送ることに………。
そう、うつ病になってしまったのだ。
その後、病院に行って治療をしたり、休みまくったりして、なんとか今では寛解し、元気になることができた。
色々犠牲にしながら、無理して頑張っていたことを思い返すと、凄く後悔している。
もしかしたら、そこまで一人で頑張りすぎず、誰かに頼って、全部吐き出せていたら…と思うと、こんな末路にならなかったことだろう、、、
そして、そもそもあまりエンジニアに向いていなかったことも、後で発覚した。
今までは、フリーランスWebマーケターとして活動しているが、とても自分に合っており、天職だとすら思っている。
僕の二の舞にならないで!
今回、僕の苦しかったフリーランスエンジニア時代のことを語らせていただいたのは、反面教師にしてもらいたかったからです。
「もっと誰かに頼って良いんだよ。」「見てる世界・視野をもっと広げてごらん。」とただ伝えたかったのです。
少しでも、この体験談を読んで、僕の二の舞にならない人が増えることを願うばかりです。
フリーランスエンジニアで成功するための3つの条件
上記で語らせていただいたように、僕は一人で殻にこもって狭い視野でガムシャラに目先のことだけに集中しすぎてしまった結果、フリーランスエンジニアとして失敗しました。
その反省から言えることとして、フリーランスエンジニアで上手くやっていくには、以下の3つが大切になってくると確信しています。
- 一人でやらないこと
- 人脈を大切にすること
- 上流工程に関わること
これら3つの要素が、フリーランスエンジニアとして成功するための最低条件だと思うので、ぜひ目指す方は心に刻んでおいて欲しいです。
成功の条件①:一人でやらないこと
まず、痛いほど実感した僕が一番伝えたいことが、「とにかく一人でやらないこと」です。
フリーランスエンジニアは一人の時間が長いので、どうしても孤独感を覚えやすく、意識して誰ともコミュニケーションを取らないと、一言も話さなかった1日だった..ということがよくあります。
この状態がずっと続くのはかなり危険だし、一人でやっていると考え方ややり方などが凝り固まってしまうので、フリエンやレバテックフリーランスなどのサービスを活用することが必要になってきます。
成功の条件②:人脈を大切にすること
次に、「周りの人との質の高い繋がりを大切にすること」の重要性も声を大にして伝えたいです。
なぜなら、フリーランスエンジニアが長期的に生き残っていくためには、まず一人では無理ですし、人間性の良くない人に囲まれていても良いことがほとんどありません。
具体的にはギブ(Give)の精神や高い向上心を持った人だったり、すでに稼いで成功している人だったりに囲まれるように意識すると、自分にも必ず良い変化が訪れるはずです。
成功の条件③:上流工程に関わること
フリーランスエンジニアと言っても、いつまで経っても下流のWebサイト制作やシステム構築などにおけるコーディング作業ばかりしていたら、年だけが過ぎていき、次第に稼げなくなります。
フリーランスエンジニアとして、継続的・安定的に稼ぎ続けていくためには、少なくともシステム設計や用件定義、ディレクションなど、プロジェクトの上流工程に携わることが必須です。
そのためには、スキルの向上、特に経営や売上を左右するような上流で必要になってくるマーケティングスキルが必要不可欠です。
Withマーケなどのスクールを受講すれば、コスパ良く、空き時間に手軽に十分なマーケティングスキルが身につき、フリーランスとして成功するのは間違いないでしょう。
まとめ:フリーランスエンジニアは思ったより輝かしい世界ではない
本記事では、フリーランスエンジニアが「やめとけ」と言われている10の実態を解き明かすとともに、現実的な年収や難易度などをデータに基づいてお伝えしてきました。
また、僕の後悔している波乱な実体験をもとに、フリーランスエンジニアの適性や成功するための最低条件も解説しました。
今回、僕が言いたかったのは、
皆が想像している南の島で優雅にストレスなく働いている姿というのは幻想であり、非現実的なものです。
しかし、実際にそのような時間や場所、人間関係にとらわれずに、ストレスフリーに働いている人がいるのもまた事実です。
では、同じフリーランスエンジニアでも、自由に働けている人と苦しい想いをしている人では、何が違うのでしょうか。
それは、単純に売上に直接的に繋がる「マーケティングスキル」があるかどうかです。
企業は、極論を言ってしまえば、自社の売上UPに貢献してくれるフリーランスエンジニアを求めており、しっかりと売上を上げてくれるのなら自由に働いてもらっても結構なのです。
しかし、現状は基礎的なビジネスマナーや報連相すらできていない人がほとんどであり、売上UPに貢献できているフリーランスエンジニアはほとんどいません。
だからこそ、フリーランスエンジニアになっても苦しい想いをしてしまう人が後を絶たず、「やめとけ!」「後悔するぞ!」という意見が飛び交っているわけです。
それらを根本的に解決するマーケティングスキルの本質は、日本最大級の月額制Webマーケティングスクール『Withマーケ』で学ぶことができますよ。
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フリーランスエンジニアは皆が思っているより、遥かに過酷で、厳しい世界だということ。