「男性で看護師はやめとけと言われているけど、実際のところどうなのか分からない」
昔は、看護師は女性の割合が圧倒的に占めている職業でしたが、近年は男性で看護師になっている方も徐々に増えています。
男性看護師の割合は増えていますが、どうしてもまだ女社会が根付いているので男性は職場で肩身の狭い思いをしている方も少なくありません。
そこで今回は、男性看護師の実態を徹底調査した上で、男性で看護師になるのはやめとけは本当なのかを紹介していきます。
「男性で看護師はやめとけ」と言われる5つの理由
男性で看護師になる割合は増えていますが、「男性で看護師はやめとけ」と言われています。
なぜ「男性で看護師になるのはやめとけ」と言われているのか5つの理由から見ていきますね。
1.女社会で人間関係が大変だから
看護師は、もともと女性がなる割合が圧倒的に高い職業です。
最近では徐々に、男性の看護師も増えて需要も高まってきましたが、それでもまだ病院にいる男性看護師は少ないです。
病院にいる男性看護師が少ないため、肩身の狭い思いをしたり、女社会ならではの人間関係に巻きこまれてストレスが溜まる場合も、、、
女性看護師は、特にサバサバした女性が多く物事をはっきり言ったりすることがあるので、言われると中々辛いものです。
男性看護師は、そういった女社会で生活してきていない分慣れていないので、居心地はあまりよろしいものではありません。
そのため、人間関係にストレスを感じてしまう男性看護師はたくさんいます。
2.業務量に対して給料が見合っていないから
大きな病院への勤務になると、24時間患者さんを見る必要になるため「夜勤」が発生していきます。
夜勤は、日勤と比べると働く人が減る分、1人1人に対する業務量が多くなりさらには責任も大きくなります。
休憩時間はありますが、なんせイレギュラーなことが起こる職業でもあるので、休憩を取れない場合もざらに。
通常では寝ている時間に働いているので、生活リズムを崩し疲労も溜まってくるでしょう。
また、患者さんに安心した治療を提供できるよう病院内の業務はもちろんのこと。
医療は日々進化していくので、新しい治療法や薬について病院外で勉強をしなければいけない場面もあります。
そのため、果たして「業務量に対して給料は本当に見合っているのか」と疑問を感じる方が、多くいるのが現実です。
3.男性サラリーマンの年収を下回っているから
実際に、男性サラリーマンと男性看護師の年収にどのくらいの差があるのかを見てみましょう。
▼男性サラリーマンと男性看護師の年収の差
男性サラリーマン | 男性看護師 | |
20代 | 約350万円 | 約411万円 |
30代 | 約537万円 | 約520万円 |
40代 | 約665万円 | 約558万円 |
50代 | 約712万円 | 約615万円 |
参照元:「年齢階層別の平均給与」と「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに作成
看護師は命を守る職業であるため、常に緊張感がある現場。
責任のある仕事柄にも関わらず、20代の年収以外は男性サラリーマンより年収が下回っていることが分かりますよね。
そのため、年収の面からもみて「男性看護師はやめとけ」と言われている理由になっているのです。
4.将来が不安とされているから
看護師は、病気や怪我で苦しんでいる患者さんを近くで支えることができるため、やりがいのある職業です。
やりがいを感じられる職業であるものの、将来に対して不安を感じている男性看護師が多いという現状もあります。
将来に対して不安を感じている部分で多くを占めているのは、やはり給料面。
勤続年数が長ければ長いほど貰えるお給料も増えていきますが、業務内外問わずもやることがたくさんあります。
業務量が多いのにも関わらず男性会社員と比べて給料が低いので、結婚して子供ができたときに果たして養えるのかと不安があるのです。
5.身体的にも精神的にも疲れるから
どうしても男性看護師は、体力や力の面においても女性看護師よりもあるので、体力や力を必要とする場に配属されやすいです。
例えば、手術室で男性看護師が求められています。
緊迫した環境の中、何時間も立ちっぱなしで働くのはもちろんのこと。
手術中に必要なものを取りに行ったり、重い機器を運んだりと動きっぱなしなため若干ハードワークです。
手術室では男性看護師が求められますが、毎日これらが続くと体力のある男性看護師でもでクタクタになることも。
さらに、鳴り止まないナースコールの対応や、女社会ならではのギスギスで身体的にも精神的にも疲弊してしまいます。
男性で看護師として働くのは悪いことばかりではない
ここまでで、男性で看護師になるのはやめたほうがいい理由を見てきましたが、男性で看護師として働くのは悪いことばかりではありません。
そこで次のところで、男性看護師として働く良さについても見ていきますね。
スキル次第で年収を上げることができる
男性看護師の給料は勤続年数に応じて増えていきますが、給料が高くなるスピードは緩やかです。
さらに勤続年数が長くなると、男性看護師の年収よりも会社員の年収のほうが高くなっていく現状があります。
そこで年収を上げるためにすべきことは、主に下記の2つがあります。
- 資格取得を目指す
資格の種類としては、専門看護師、特定看護師、認定看護師の主に3種類あります。
ここで挙げた3つの資格取得を目指すと、特定分野の専門性を身につけられたり高い専門知識と技術を身につけることでスキルアップに繋がっていきます。 - 管理職を目指す
看護の現場は、どうしても女性の割合が高いです。
しかし、女性は出産や結婚などで現場から離れる機会が多いため、普段の仕事に対しての働きぶりや看護師同士からの信頼で男性でも管理職を目指すことは可能です。
上記の2つを目指すと、給料の他に管理職手当や資格手当が上乗せされるので、年収を上げることが可能です。
男性比率の割合が高い診療科もある
何度も言うように、男性で看護師になる割合も徐々に増えてはきていますが、未だに女性の割合が大半を占めています。
大半の女性が占めている職場だと、女性ならではのいざこざがあったりするので、男性にとっては居心地の悪いこともあるのです。
しかし、男性看護師の割合が高い診療科もあります。
例えば、男性は女性と比べて力があるので、患者さんの介助をすることが多い「精神科」、「整形外科」、「リハビリステーション科」、「救急救命科」など。
もちろん業務に関しては大変かもしれませんが、同性の割合が高いとやはり安心感や働きやすさも変わります。
安定した収入を得られる
ここ数年コロナが流行している影響で、職を失ってしまった方が多いです。
しかし、看護師は常に需要のある職業なので、リストラされたり給料が変動することはありません。
また、これから高齢化が進んでいき医療を必要とする方が増えていくので、ますます看護師の需要が高まるでしょう。
終身雇用の限界と囁かれていて、会社員は仕事を失うかもしれないという不安はありますが、看護師はそのような心配はいりません。
看護師の需要は無くなることがないので、安定した収入を得られることは間違いありません。
「男性で看護師はやめとけ」は本当なのか?
ここまでで、男性看護師で働く上で良い面・悪い面のどちらも見てきました。
ここでは、良い面・悪い面の両側面から果たして「男性で看護師はやめとけ」は本当なのかを見ていきたいと思います。
結論から言うと、どうしても看護師をやりたいという明確な理由がない限り、あまりおすすめはしません。
もちろん、需要のある職業でもあるし安定している職業でもありますが、、、
やはり、どうしても業務量が多い上に過酷すぎてしまい、身も心もすり減ってしまう職業でもあるのです。
そのため一度立ち止まって、本当に看護師をするべきか否かをを考えていく必要があるでしょう。
男性で看護師を辞めるなら他業界へ転職がベスト
業務量が多く今の環境を変えたいなら、他業界への転職がベストです。
次のところで、転職する際に注意してほしいことも合わせて紹介しているので、ぜひ見てくださいね。
【悲報】未経験転職をしたら年収は下がる
看護師を辞めて他業界への転職となると、中途採用の募集枠に未経験として応募することになります。
今の状況を変えたいなら転職がいいと言いましたが、残念ながら未経験転職をすると年収は下がってしまうのです。
未経験者は何もできない状態から仕事をすることになるので、企業側も最初からそんなに多くの給料を払えません。
でも、看護師として働いていた時の年収と同じくらいもしくは年収アップをできれば目指したいですよね。
そこで次のところで、年収アップを目指す解決策を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【これで解決】他業界へ転職し、副業して副収入を得るべき
先ほども言ったように、未経験で転職をすると看護師時代に貰っていた給料より下がってしまいます。
そこで、未経験で転職をした先で本業をやりつつ副業をやって収入口を増やして年収を上げていくのがベストです。
では次のところで、どんな副業がいいのかを見ていきますね。
1.Webライターで稼ぐ
Webライターとは、その名の通り、Web上にある記事を執筆してく仕事になります。
Webライターは、パソコンさえあればすぐに始めることができるので、副業をやるなら一番ハードルが低いです。
そうは言っても、Webライターの仕事を受注することができなければ元も子もありません。
そこで今回は、Webライターで稼ぐためのノウハウをまとめた「Webライターの無料5日間講座」を用意しました。
この講座では、稼ぐために何をすればいいのか具体的に示しているので、行動すれば自ずと結果が伴うようになっています。
有料級な無料講座を受けてみるかどうか迷っているなら、下記のページを見てから判断してください。
2.プログラミングで稼ぐ
副業するならプログラミングと誰もが言うように、プログラミングは需要のあるスキルです。
プログラミングと聞くと、「未経験の自分じゃ稼ぐことなんてできっこない」と思うかもしれません。
しかし、未経験から十分に稼ぐことができますし、なんなら本業よりも稼ぐことができるスキルです。
またプログラミングは、パソコンさえあれば場所や時間に縛られることなく働き稼ぐことを可能にしてくれます。
自分には出来ないなんて思わず、プログラミングはどういうものかだけでも知るために無料相談に行くといいと思います。
以下の記事で、大学生のうちにプログラミングで月20万円を稼いだ方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください↓
参考記事:大学生がプログラミングで稼ぐ2つの方法【月20万円稼ぐ成功法則】
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
3.ブログで稼ぐ
ブログで稼ぐには、ブログ内で紹介した商品を読者がブログを通じて商品を購入すると、報酬が入る仕組みになっています。
このように聞くと難しそうと思うかもしれませんが、ブログで稼ぐには稼げるブログ作る条件を知っているかどうかただそれだけです。
そこで今回は、稼げるブログを作るためのノウハウをまとめた「5日間の無料ブログ講座」を用意しました。
この講座では、まずは月5万円を稼ぐことを達成し、月5万円を稼ぐコツを掴んでもらうことで、あとは繰り返すだけで収入が伸びる仕組みになっています。
これを知っているか知らないかで、ブログで稼げるかどうか決まると言っても過言ではありません。
まとめ
最後まで見ていただきありがとうございました。
本記事では、男性で看護師になる良い面と悪い面について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。
もちろん、看護師は魅力のある素晴らしい職業ですが、どうしても職業柄業務が過酷になってしまうのは避けられません。
看護師になりたいという明確な理由があればいいのですが、明確な理由のないままやっていくとどこかで必ず後悔します。
まだ看護師を続けるのかもしくは看護師になるべきか迷っているならば、一度立ち止まって自分と向き合って考えた方がいいでしょう。
本記事が、あなたの今後の人生において少しでも役に立てたら幸いです。
他にもいくつかの理由はありますが、そのような背景から「男性で看護師になるのはやめとけ」といわれているのです。
男性看護師は、男性にしか出来ない業務もあるので、必要とされていることは間違いありません。