「公務員だけど副業をしてみたい」
「いつから公務員は副業が解禁されるの?」

結論、公務員でも副業のスキルは絶対に必要です!
公務員の副業が少しずつ緩和されていく将来に向けて、現在の状況やこれまでにあった実例から学ぶことが大事です。
本記事では、公務員の副業はいつ解禁になるのか、どんな副業がおすすめなのか、
また今までに副業が認められるケースがあったのかをご紹介いたします。
この記事を読んでいただければ副業に向けた最初の一歩が踏み出せるようになります。
公務員の副業はいつから解禁になる?
では、公務員の副業はいつから解禁になるのでしょうか。
今のところ、副業が完全に解禁になる明確な日にちは決まっていないのが現状です。
しかし、少しずつですが緩和に向かっています。
実際に、2019年春ごろから総務省が一部自治体で公務員の副業を試験的に許可したことで流れが変わり、2020年のデジタル庁創設を機に、地方公務員の副業制度見直しが本格化しました。
さらに2022年に東京都が、特定の条件下で副業を認可する方針を発表し、2024年には大阪府が営利目的の副業を正式に許可したことで公務員の副業の幅が拡大しています。
いずれも特定の条件化での許可ではありましたが、営利目的の副業が一部許可されたことで公務員が副業を選択する際の幅が広がりました。
2025年には各自治体に、公務員の副業許可基準の目安となるガイドラインが示される予定です。
そのため、2025年以降はさらに公務員の副業解禁への流れが強まる可能性があります。
現在の公務員の副業ルールは?取り組むなら何がおすすめ?
現在、公務員にはどのような副業ルールがあるのでしょうか。
現在公務員の副業は、国家公務員法および地方公務員法によって規制されており
許可制です。
原則は国家・地方公務員ともに営利企業への従事は禁止
現在公務員は特別な理由がない限り原則、営利企業への従事は禁止です。
そのため、講師・講演活動、執筆活動、家業の手伝い(無報酬)などは許可が必要ですが、株式投資・FX・仮想通貨投資、不動産投資、フリマアプリ・ポイ活は営利企業ヘの従事はしないため許可は不要です。
「原則、営利企業への従事は禁止」というのは国家公務員法・地方公務員法で定められています。
公務員は国家・国民・市民のために働き、その職務を全うする必要があるため、
営利目的での副業は認められていないのです。
また上記法律には以下の3原則が定められています。
- 信用失墜行為の禁止
- 守秘義務
- 職務専念の義務
簡単にいえば「公務員の信用をなくすことをしてはならない」「職務上知りえた秘密を他所に流してはならない」「本職に専念しなければならない」です。
たとえば、営利を目的とする企業の役員になることや自営業はもちろん禁止されています。
また、ブログやYouTubeなどの動画配信で収益を得ることは営利目的で得た収入とみなされるため禁止の可能性が高いです。
しかし、先述した通り近年、少しずつ緩和されてきており、例外的に許可されるケースもありますので次項で解説していきます。
例外的に公益性が高いと判断されれば容認されることも
公務員が副業をする際に認められやすいのは営利目的ではなく、公益性の高い活動です。
たとえば、NPOやボランティアなどの非営利団体での活動、地域イベントの企画や運営、講演活動です。
また、公務員の副業には以下3点が必要になります。
- 公務の遂行に支障が生じないこと
- 職務の公正を確保できること
- 職務の品位を損ねないこと
実際に公益性が高く、公務員が副業を認められた事例を1件ご紹介します。
とある県の主事級職員が障がい者支援団体の代表の事例です。
活動は週休日や年次有給休暇を使い、週2〜3回程度で、ラジオ番組の制作と発信のほか、障がい者交流事業も実施しました。
市民活動の中で当事者の想いに寄り添って、それぞれの視点に立って考えることを学び、その姿勢が公務に役立つと評価されたため、報酬は月間2万円程度あったものの、公益性が高い副業として認められています。
このように公益性の高い活動は副業として認められるケースがあります。
ただし、これはあくまでも一例のため、容認かどうかを判断するのは各自治体によるため、自分が所属する自治体のルールに従うことが大事です。
まずは副業スキルを先に身につけるのがおすすめ
現状、公務員のままで今すぐ副業をするのはとてもハードルが高いです。
しかし、少しずつ緩和に進んでいく可能性が高いため、もし公務員だけど副業を将来的にしたいと考えているなら、今から副業が緩和されていく未来に向けて、すぐに副業できるようにするスキルを身につけて備えておくことがおすすめです。
また、副業をするためのスキルが身につけば、もし転職を考えた時にそのスキルを活かした転職が可能になります。
公務員としての実績だけでなく、公務員×専門スキルがあると自分独自の強みとしてアピールすることができます。
スキルを磨くための勉強自体は在職中でも問題ありません。
まずは、どのような副業があるのか探してみましょう。
その上で取り組んでみたい副業の本を読んでみたり、YouTubeをみたり、セミナーを受講してみたり、始める前にできることは多くあります。
まずは副業について勉強を始めて、いつでも副業として開始できるようにスキルを身につけましょう。
【将来性大】公務員におすすめの副業スキル3選
ここからは公務員におすすめの副業スキルを3つご紹介します。
ここまで読んでも「公務員で副業なんて無理・・・」「副業の許可が降りるかわからないし・・」と考えた方もいらっしゃると思います。
でも大丈夫です。
副業で報酬を得られるスキルがあれば、公務員を続けながら認められる範囲で副業をしたり、転職して身につけたスキルを活かした就職先で働くこともできます。
すぐに副業をして報酬を得ることは難しくとも、もし将来的に副業規制が緩和された時に、副業で報酬を得られるスキルがあることが大事です。
このように将来的に選択肢が生まれた際におすすめのスキルを3つご紹介します。
Webライター

まず最初におすすめしたいのが、「Webライター」です。
「Webライター」の仕事内容は、企業のWebメディアの記事を書くことです。
読者の皆さんも、ネットで検索して自分の悩みを解決した経験はあるのではないでしょうか?
記事の内容は、美容メディアや暮らしに関するメディア、育児のメディアなど、様々なジャンルがあります。
- 美容の記事→肌荒れや化粧品選びに悩んでいる人の助けになる
- 暮らしの記事→日々の献立や家事などの負担を軽くする方法を紹介する
- 育児の記事→初めての育児や子育てで悩んでいるママパパの助けになる
また、Webライターには、以下のような魅力があります。
- 求人数が非常に多く、どんな人にでもチャンスがある
- 早ければ1ヶ月目から稼ぐことができる
- 在宅ワークで時間の融通がきく
- 一生使えるスキルが得られる
- 単価が上がるほど稼ぎやすくなる
人の悩みに寄り添う記事や、その解決策を書くことで、たくさんの人の悩みを解決することができます。
社会人歴が長くなると、ある程度の社会経験も重ねているはずなので、読者のニーズに答える文章も書くことができるでしょう。
転職をせずに、フリーランスとして活躍することも可能です。
実際に3ヵ月で月5万円を稼いだ後に収入を伸ばし、月30万円以上稼ぐ人も多くいます。
このように聞くと、公務員は副業が禁止されているし・・と感じる方もいらっしゃると思います。
でも全く問題ありません。
すぐに稼ぐことができなくても今から稼げるスキルを身につけることはできます。
将来、公務員の給料だけでは不安を感じている方や、公務員の仕事を仕事を続けながらも本業以外で稼げるスキルがあることは大きな自信につながります。
「Webライターの稼ぎ方に興味がある!やってみたい!」という方は、ぜひ「5日間無料Webライター本格講座」を受講してみてください。
インスタ運用

インスタ運用代行のお仕事は、企業のWeb集客や購入を最大化するために、Instagramなどを企業の代わりに運用するお仕事です。
クライアント企業の代わりに投稿を作成したり、フォロワーさんからのDMに返信を行うのが主なお仕事で、クライアント企業の悩みに寄り添い、その悩み解決のために働いて収入を得ることができます。
クライアント企業から直接感謝される仕事でもあるため、モチベーションも維持しやすい仕事と言えるでしょう。
1件あたり月10万〜20万円と高単価案件も多く、月に複数案件で30〜50万円ほど稼ぐ人もいらっしゃいます。
副業解禁に向けて今の仕事を活かしながらできる、副業としてインスタ運用代行は公務員の方にピッタリです。
インスタでの集客の仕方や、投稿のコツなどを知りたい方は、月収5万円を目指せる完全無料の「インスタ運用無料講座」をご覧ください!
Webマーケター

Webマーケターとは、Webを活用して商品やサービスが売れる仕組みを作る仕事です。
インターネット上でモノを買うことが当たり前になった今、Web集客のプロである『Webマーケター』へのニーズは高まっています。
また、Webマーケターは、今回ご紹介するお仕事の中でも、かなり給与水準が高いです。
なぜなら、マーケターの仕事は企業の売上に直接的に貢献するからです。
よって、成果を出したときにもらえる成功報酬は、他の仕事に比べて段違い。
しかし、全くの未経験から目指すのは難易度が少し高くなっています。
そのため、今公務員の副業は禁止されているけど、勉強してスキルを高めたい方にはピッタリの副業です。
Webマーケターの仕事は未経験から目指すのが難しいので、今副業解禁に向けて勉強を始めてみませんか?
まずは「Webマーケター無料講座」を受講して、Webマーケターという仕事の概要を理解し、Webマーケターの正しい目指し方を把握することをおすすめします。
完全自由にはまだ遠い?実際に認められた副業の実例集
公務員におすすめの副業スキルを3つご紹介しました。
しかしまだまだ公務員で副業をするのは難しいと感じている方も多いと思います。
ここからは実際に公務員で認められた副業についてご紹介します。
自分にもできるかもしれないと思った副業があればぜひ調べてみてください。
note・Instagramで地域PRする職員
noteやinstagramなどのSNSを活用して副業した事例があります。
またこの事例では地域PRも兼ねているため、本業にも活かせています。
これなら手軽に取り組むことができますし、時間や場所も選ばずに作業ができます。
ただし、気軽にできるからといって許可を取らないと問題になることがありますので、
十分に確認をしてください。
noteでの情報発信:
ある地方公務員の方は、得意なプログラミングの知識を活かし、地域の子どもや高齢者向けにオンライン講座を開設しました。
この活動の一環として、noteで講座の内容や地域のICT教育の重要性について情報発信を行い、受講生を集めています。
活動は所属機関の許可を得て行われており、地域貢献と副収入の両立を実現しています。
Instagramでの情報発信:
葉山町では、2015年6月に公式Instagramアカウント(@hayama_official)を開設し、町の風景やイベント情報を発信しています。
「#葉山歩き」というハッシュタグを活用し、住民や観光客による投稿を促進。フォロワー数は3万人を超え、自治体の公式アカウントとしては異例の多さを誇ります。
教育分野での講演・執筆活動
教育分野での講演や執筆活動でも公務員の副業が認められた実例があります。
公務員の業務でも教育分野に携わっている方がおり、今までの経験を活かしてできる副業になる可能性が高いです。
著作権教育に関する研修講師:
教育現場における著作権の重要性を伝えるため、学校教職員向けの研修講師として活動している公務員がいます。
例えば、2024年度にも多くの教育施設で研修が実施されました。
これらの研修では、教育現場での著作権の取り扱いや、教材利用に関する知識を提供しています。
活動は所属機関の許可を得て行われており、教育の質向上に寄与しています。
教科書の執筆活動:
東京都教育委員会は、2021年度に都立の高校や特別支援学校などの教員に対して、1000件以上の兼業を許可しています。
その代表例として、教科書の執筆活動が挙げられます。
これらの活動は、教育に関する業務であり、本務の遂行に支障がないと判断された場合に許可されています。
趣味の範囲のハンドメイド販売・家庭菜園
ある公務員の方が趣味の範囲でのハンドメイド販売や家庭菜園で副業を認められました。
趣味の範囲で、売り上げが少額であれば副業として認められることが多いです。
こちらも注意が必要なのは、どの程度まで許可されるかは各自治体によることです。
所属する自治体に確認しながら進めることをおすすめします。
ハンドメイド販売:
国立公務員がハンドメイド作品を15点制作し、5品をフリマアプリで出店し約1,000円の収益を得ています。
このケースでは趣味の延長と判断されたこと、販売自体が不定期で行われていることから、
副業とはみなされませんでした。
家庭菜園:
地方公務員が自宅の畑で育てた野菜を直売所で販売する場合、売上が少額であれば副業と見なされないことがあります。
例えば、ある公務員が畑での作物販売について人事に相談したところ、売上が少額であれば申請不要と判断されました。
ただし、売上が増加した場合や畑の面積が拡大した場合は、再度相談が必要とされています。
自治体が公認する副業モデル
最後に自治体が公認する副業のモデルについてご紹介していきます。
公務員の副業は原則として制限されていますが、近年専門性を活かした活動に対して、自治体が副業を認める事例が増えています。
キャリアコンサルタントとしての活動:
ある市の職員が、国家資格キャリアコンサルタントとして、大学生の就職支援やセミナー講師などの活動を行っています。
地方公務員法や市の条例に基づき、有償での活動も許可されています。
農業を副業として認定:
ある県では、一定の条件下で公務員が農業を副業として行うことを認めています。
条件には、本業に支障をきたさないこと、利益相反を避けること、農業活動が適法であること、経営規模が大きすぎないことなどが含まれます。
今すぐ自由に副業はできなくても「学ぶこと」はできる
ここまで、現在の公務員における副業ルールやおすすめの副業、副業の実例などをご紹介してきました。
公務員の副業はこれから少しずつ緩和されていき、幅が広がっていくことが予想されます。
ここまで本記事を読んでいただいた方はすでに副業に関心があり、一歩踏み出そうとしている方が多いと思います。
これから副業が解禁になるまで待つのではなく、解禁になった際にスタートダッシュできるように今からスキルを見つけるために行動していきましょう。
中でもおすすめなのは、Webライター・インスタ運用・Webマーケターの3つです。どれも初期費用ゼロ・在宅OK・スキルが資産になる仕事です。
最初は小さくても、続けることで公務員をやりながらでも、より自由で高収入な働き方が見えてきます。
「自分には無理かも…」「副業は禁止されているし…」と思っていた人が、副業から人生を変えることも珍しくありません。
あなたも、未来の選択肢を増やす一歩を、今日から踏み出してみませんか?
まずは、当メディア監修の、無料LINE講座から始めてみてください。
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でも公務員は副業が禁止されているし・・・と一歩踏み出せずに悩んでいませんか?。