「在宅でする仕事をしたいけど、在宅でWebデザイナーとして働くのは難しいのか分からない」
近年、コロナの影響でおうちで時間を過ごすことも多くなったこともあり、在宅でできる仕事の人気が高まっています。
Webデザイナーもその中の1つ。
しかし、多くの人がWebデザイナーは在宅で働くことはするのは難しいのではと思っている方が多いです。
そこで今回は、Webデザイナーについて徹底調査した上で、在宅でWebデザイナーとして働くために必要なことを紹介していきます。
この記事の監修者
岩澤 雄大
Web業界12年目。現在はフリーランスのWebデザイナーとして活動中。
広告代理店や企業からバナーやLPデザインなど年間100種類以上こなす。
在宅でWebデザイナーをすると得られる3つのこと
Webデザイナーは、在宅でできる仕事として人気が高まっています。
では、在宅でWebデザイナーをやると得られることは何があるのかを詳しく見ていきますね。
1.時間や場所に縛られずに仕事ができる
Webデザイナーの主な仕事は、下記の通りです。
- Webサイトのデザイン作成
- バナー作成
- ロゴ作成
- Webサイトのコーディング
- Webサイトの設計 etc…
上記で挙げた仕事は、パソコンとWifiの環境があればどこでも作業をすることが可能です。
会社員の方だと、会社に出勤するために毎日満員電車に揺られながら、必死に通勤しているかと思います。
さらには、出社時間も決められているので、その時間までに通勤しなくてはいけなかったり。
しかし一方で、在宅でWebデザイナーをすると、好きな時間に起きて好きな時間から作業に取り掛かることができます。
通勤する必要性もないので、通勤からのストレスも解消されることでしょう。
在宅でずっとやるのは疲れたなと感じたら、カフェや違う場所で作業をできるので、自由な働き方を可能にしてくれます。
2.人間関係の悩みが減る
会社勤めをしていると、必ず上司、部下、同期、クライアントなどの人と関わって仕事をしていかなければなりません。
もちろん、周りの人に恵まれていて上司、部下、同期など良い人揃いであれば、人間関係に悩むことはないと思います。
しかし、あなたとそりが合わない人達ばかりだと、働いていくのは難しくストレスを感じてしまうことでしょう。
そこで在宅でWebデザイナーをすると、人と関わるのはクライアントか外注先の方ぐらいしかいません。
もしクライアントか外注先とのやり取りなどで悩みが出ても、仕事を受けるかどうかを自分で取捨選択することができます。
そのため、自分で好きな仕事を選べる状態になれるので、人間関係にストレスを感じることほとんどありません。
3.働いた分でだけ収入を得ることができる
少しずつ、会社に貢献した度合いによって給料が変わる制度を取り入れている会社も徐々に増えてはいます。
増えているとは言っても、未だ多くの会社は、年齢や役職が上がるにつれて給料が上がる仕組みの年功序列が根強いです。
年功序列が根強い企業だと、いくら自分だけが頑張って働いて企業に貢献しても、給料が上がるとは限りません。
一方でWebデザイナーは、仕事を受けて働いた分だけ収入を得ることができるので、評価されない仕事をやるなんてことはないです。
実力をつけていくと案件の単価も高くなるので、自分の実力とともに収入も増えていくので、やりがいのある職種であります。
在宅でWebデザイナーになるのは難しいのか?【3つの視点から解説】
ここまでで、在宅でWebデザイナーをすると得られることを見ていきました。
本記事の大事な部分である在宅でWebデザイナーになるのは難しいのか、3つの視点から解説していきたいと思います。
スキル習得編
Webデザイナーになるために、在宅でWebデザインスキルを習得できるかというと習得することは可能です。
最近は、参考書や調べれば有益な情報が出てきたり、学習サービスでWebデザインを学ぶことができる環境も整っています。
例えば、Udemyという学習サービスでは、セール期間中に購入すると1教材2,000円弱でWebデザインを学べてしまうのです。
もしくは、費用が参考書や学習サイトと比べるとかかってしまいますが、オンラインのWebデザインスクールに通ってスキル習得するのもアリです。
スクールに通えば、Webデザインスキルを身につけるロードマップを用意しくれるので、早めにスキル習得も可能に。
仕事獲得編
結論からいうと、在宅でWebデザインの仕事を獲得することはできますが、注意する必要があります。
有名どころでいうと、クラウドソーシングやココナラはWebデザインの案件を多数保有しているので、案件に応募して通れば案件の受注が可能です。
しかし実績のないうちは、実績のある方が優先されてしまうので仕事を受けることは難しくなります。
そのため、最初は低い単価の案件をこなし少しずつ実績を積んでいき、その後に単価の高いの仕事にシフトしていく必要があります。
実績を少しずつ積みクライアントからも信用されると、継続案件も貰えるようになるので、ステップアップしていくことが大事です。
スキルアップ編
在宅でWebデザイナーとしてスキルアップをすることは可能ですが、独学でスキルアップをするのは難しいです。
なぜなら、何もかも自分でやっていくことになり、分からないことがあってもすぐに聞ける環境がないため挫折をしやすいからです。
例えば、Webデザイナーの仕事でWebサイトをコーディングする仕事がありますが、コーディングをするにはプログラミングスキルが必要です。
しかし、プログラミングスキルを身につけるとなると相当な時間を要すので、途中で挫折することもあります。
そこで、質問でき在宅でも学べるオンラインスクールを利用すると、早い段階でスキルアップをすることが可能です。
在宅で未経験からWebデザイナーになるための4STEP
在宅でWebdデザイナーは難しいのかどうか見ていきました。
では実際に、在宅で未経験からWebデザイナーになるには具体的に何をすればいいかをステップごとに紹介していきますね。
STEP1.Webデザインを学ぶ環境を作る
Webデザインを学ぶ際に、学べる環境を整えていかなければ何も始まりません。
そのため、まずは下記で示した必要なものを揃えて、Webデザインを学ぶ環境を整えていきましょう。
- Wifi環境
- パソコン(デザインソフトがスムーズに動作するスペック)
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
パソコンはMacとWindowsどちらがいいのですがという質問がよく聞かれますが、結論から言うとどちらでもいいです。
もし今、パソコンを持っていなくてこれから買うのであれば、操作も分かりやすいMacを買うといいと思います。
Adobeの編集ソフトを購入する際も、IllustratorとPhotoshop単体で購入するよりもコンプリート版を買った方がコスパはいいです。
STEP2.Webデザインのスキルを習得する
Webデザインのスキル習得をしていくために、主に下記のWebデザインスキルを習得する必要があります。
- Webデザインの基礎知識
Webデザインの基礎知識では、何をどこに当てはめていけばいいのかを決めるレイアウト、Webサイトに集まってくるユーザーが読みやすくするためにフォントの種類と大きさを決めるのと、フォントをデザインとして使用するタイポグラフィー、どのような色にするかを決める配色の3つの基礎知識が主に必要となります。
- IllustratorとPhotoshopの操作
Webデザイナーの仕事として、Webサイトのデザイン作成、ロゴ作成、バナー作成などがあります。今挙げたデザインを作成する上で欠かせないものが、IllustratorとPhotoshopです。使い方を知っているのと知らないとでデザインを作成する際にデザインのバリエーションにも影響していくので、IllustratorとPhotoshopを使いこなせる必要があります。 - コーディング
なぜWebデザイナーにはコーディングが必要なのかというと、Webサイトのデザインを元にプログラマーがログラミング言語であるHTMLとCSSでソースコードを書いていくことになります。
中には、Webサイトで表現できるデザインとそうではないデザインもあるため、コーディング知識があると区別もつきやすくコーディングするプログラマーとWebデザイナーの間で無駄なやり取りもなくしてくれるのです。 - Webサイトの模写
Webサイトの模写というのは、Web上にあるサイトを真似ていくきます。
やり方としては、全体をスクリーンショットでおさめ、そのスクリーンショットをPhotoshopに貼り付けて同じようにデザインしていきます。
ただ注意点としては、ただ模写するのではなくて、フォントサイズの大きさやどのような色で配色されているのかを確認しながら模写をすることが大事です。
模写をすることで、IllustratorとPhotoshopの使い方も効率的に吸収できるのとデザインスキルも上がっていくので一石二鳥です。
上記で挙げたスキルを一通り身につけることができたら、自分で一からWebサイトを作成してみましょう。
STEP3.ポートフォリオを作る
例え、Webデザインスキルを身につけて案件に応募しても、自分のスキルを証明するものがない状態だと誰もあなたに仕事を頼んでくれません。
そこで、ポートフォリオを通して自分のスキルを証明する必要があります。
補足:ポートフォリオとは、あなた自身が作成したデザインをまとめたものです。
ポートフォリオでは、ポートフォリオに載せたデザインのスキルだけではなく、ポートフォリオ自体のデザインスキルも見ることができます。
そのため、ポートフォリオを通じて「企画力」、「伝える力」などのスキルも示すことが可能に。
また、ポートフォリオを作成するにあたり、デザインのコンセプトやコーティングされる前提で作成するとよりいいと思います。
ポートフォリオを作成して、案件獲得に近づいていきましょう。
STEP4.案件に応募する
ここまできたら、仕事を受けられる状態だと思うので、案件数の多いクラウドソーシングサイトから案件を受注しましょう。
補足:クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事の受注や発注をするサイトのことです。
どのクラウドソーシングサイトを登録すればいいのか分からない方は、下記の3つを登録しておくといいですよ。
最初は、案件をこなせるか不安になったり、案件を取れるレベルじゃないのではと思ってインプットを繰り返してしまうかもしれません。
しかし、いくらインプットを繰り返したところで、いつまで経っても案件を獲得できないのでお金を稼ぐことも不可能です。
案件をこなしていく中で、スキルを身につけたりレベルアップをすればいいので、まずは案件に応募して案件を獲得しましょう。
Webデザイナーで安定して稼ぐためのポイント【2選】
どうしても在宅でWebデザイナーをとなると、収入が不安定だったりすることがあります。
そこで次のところで、Webデザイナーとして安定して稼ぐために何をするべきかを見ていきますね。
1.営業しなくても案件を依頼される仕組みを作る【ブログが最強】
結論から言うと、自らアプローチせずに案件を依頼される仕組みを作るには、個人のブログを運営することです。
ブログを通してWebデザインについて発信していくと、執筆した記事が自然にあなたをWebデザイナーとして広めてくれます。
新規案件を取るために営業に時間が取られていたら、その分作業もできなくなるので収入にも影響も。
そこでブログ経由で勝手に依頼されれば、今まで使っていた新規の営業時間を作業時間に充てることもできるのです。
一番最初の案件を取る上で、クラウドソーシングサイトを利用することはもちろんいいと思います。
しかし、ずっとクラウドソーシングサイトをやっていくのは、単価も低いのでどうしても疲弊してしまいがちです。
そのため、Webデザイナーをやる上でブログもセットで始めましょう。
2.スキルの幅を広げる
Webデザイナーとして仕事の幅を広げて継続的にお金を稼ぐには、時代の変化に応じたスキルアップが避けられません。
昔はおしゃれでかっこいいデザインを作ればよかったですが、今のデザインの役割は売上を生むデザイン作成をする必要があります。
そこで、クライアントの成果が出るデザイン作成をするには、Webマーケティングの視点が大事となっていきます。
むしろ、Webマーケティングスキルがあれば継続的に稼ぐことは余裕です。
しかし、いきなりWebマーケティングと聞いてもピンと来ないかもしれません。
そこでまずは、Webマーケティングを広範囲で学べる「Withマーケ」の無料講座を受けて雰囲気を掴んでみるといいと思います。
まとめ:在宅Webデザイナーになって自由な働き方を手にしよう
本記事では、在宅でWebデザイナーになるのは難しいかどうかを3つの視点から見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
Webデザイナーは、自由な働き方を手に入れて毎日充実した暮らしを叶えることができる職種でもあります。
しかし、仕事がないとお金を稼ぐこともできなくなるので、先ほど挙げた継続的に稼げるようにスキルアップが必須です。
Webデザイナーになっても現状に満足することなく、日々スキルアップをして抜きん出たWebデザイナーになりましょう。
もちろん、Webデザイナーをやる上でスキルを習得する必要がありますが、スキル習得さえできれば在宅て十分働くことは可能です。
在宅で働ける仕事に就くとメリットばかりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。