「Webデザイナーって底辺の職業なの?」
「Webデザイナーになったら後悔する?」
「Webデザイナーって過酷な仕事?」
Webデザイナーになろうか迷っている方の中には、このような疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
ネットで『Webデザイナー』と入力すると、『やめとけ』のようにネガティブなワードが出てくるので、不安になってしまいますよね。
この記事で紹介する『ある3つのコツ』を知っているかいないかで、底辺になるか、エリートになるかは決まります!
この記事では、Webデザイナーが底辺と言われる理由から、Webデザイナーとして成功する方法まで幅広く解説しています。
この記事の監修者
岩澤 雄大
Web業界12年目。現在はフリーランスのWebデザイナーとして活動中。
広告代理店や企業からバナーやLPデザインなど年間100種類以上こなす。
Webデザイナーが底辺と言われる理由
Webデザイナーとして成功する方法をご紹介する前に、この章ではまず、Webデザイナーが底辺と言われてしまう理由を解説していきます。
①学歴が必要ないから
Webデザイナーが底辺と言われてしまう原因の一つとして、『学歴や資格が必要なく、価値の低くて誰にでもできる簡単な職業だと軽んじる人がいる』ことが挙げられます。
確かに、Webデザイナーには、弁護士や医師、公認会計士のような資格や学力を要しません。
ですが、知識なしでなれる職業では決してなく、デザインやコーディングツールのスキルを習得しなければならない立派な専門的仕事なのです。
また、Webデザイナーは年々需要が上昇中の将来性がある仕事です。
以下のようにインターネット市場規模は年々拡大しており、必然的にWebサイトの制作・改善を求めるクライアントが増加するはずなので、Webデザイナーの需要は高まると予想されます。
(参照元:経済産業省 電子商取引に関する市場調査)
③稼げないと誤解されてるから
Webデザイナーが底辺だと言われる理由には『年収が低いと噂されている』ことも考えられます。
まず年収が低いという側面については、アルバイトとして働くWebデザイナーの平均時給は約1097円で、仮に月160時間働いても、年収は210万円しか稼ぐげないことが挙げられます。
また、派遣社員Webデザイナーであっても平均時給は約1949円で、年収374万円程しか稼ぐことはできません。(参照元:求人ボックスの調査)
アルバイト | 派遣社員 |
約210万円 | 約374万円 |
このように、バイトや派遣のWebデザイナーは日本の平均年収443万円から大きく下回ってしまっているので、これでは底辺と言われても仕方ないと思ってしまいますよね。
ですが、フリーランスや正社員を見てみると、年収は一気に増大します!
求人ボックスによると、正社員Webデザイナーの平均年収は約458万円であり、アルバイトに比べて200万円以上多く稼げることがわかります。
さらに、フリーランスに関して言えば、案件単価の相場が月40~70万のことから、年収相場は約480~840万円ほどの高収入を得ていると考えられます。(レバテック)
また、全ての働き方を含めた、Webデザイナー全体の平均年収は約480.6万円であると厚生労働省により発表されており、そもそもWebデザイナー自体の年収は低くないことがわかります。
正社員 | フリーランス | Webデザイナー全体平均 |
約458万円 | 480~840万円 | 480万円 |
加えて、年収1000万円以上稼いでいる人は0.56%ほど存在することがわかっており、これは、200人に1人が年収1000万超えWebデザイナーである計算になります。
(厚生労働省の月収調査をもとに独自に作成)
このように、Webデザイナーのうち年収が低いのはアルバイトと派遣だけであり、正社員やフリーランスになることができれば、日本の平均年収を大きく上回る程稼ぐことが可能なのです。
フリーランスの年収相場が~840万円であり、年収1000万を超えることもできるとなると、底辺的職業とは言い難いですね!
高収入Webデザイナーになる方法や学習の仕方などの超有効情報を得ることができますよ!
②残業が多い企業があるから
Webデザイナーが底辺だと言われるもう一つの理由に、『残業や激務の多い企業がある』ことが挙げられます。
ですが、すべての企業が残業や激務を強いられるわけでは決してありません。
残業ばかりになってしまうのは主に新人Webデザイナーが多く、その原因として
- スキル不足により、やり直しが多い
- 制作時間が長く納期に追われてしまう
- クライアントからの無茶な修正依頼がくる
新人Webデザイナーの多くは、自作物を他人から指導を受けたことがなく、自分の作品のどこが悪いのかを把握できていないため、何度も上司に修正されてしまうことがあります。
また、学習段階ではサイト制作にいくら時間をかけても問題ないため、短い納期で質の高い物を制作することに慣れておらず、納期に間に合わないといったことも多いです。
その結果、残業が多くなってしまい激務だと感じる人が生じてしまうのです。
しかし、新人Webデザイナーが必ずしも激務になるわけではなく、しっかりと対策をすれば防ぐことが可能です。
その方法としては、
- 学習段階で講師や現役デザイナーから添削を受ける
- 制作時間を短くしておく
- フレックスタイム制の企業に就職する
- デザイナーの人数が多い企業に就職する
ことが挙げられます。
学習時から、働いた時のことを常に想定し、添削可能のスクールに通い頻繁にフィードバックを受けたり、作業時間を短くすることに努めましょう。
また、企業に就職する際には、ある程度勤務時間を決めることができるフレックスタイム制度を導入している大手企業を選ぶことをお勧めします。
最初の企業選びが残業の皆無を左右しており、特に重要なポイントです。
最初の企業選びで良い企業を勝ち取るためには、並大抵のスキルでは難しく、デザインスキルに加えて、他にいくつか身に付けなければならない知識があります。
【注意】これをやらないと底辺Webデザイナーになります。
上記で解説した通り、底辺Webデザイナーではなく、稼げて残業の少ないWebデザイナーになるためには、良い企業の正社員かフリーランスにならなければいけません。
この章では、労働環境の良い企業に就職する為に必ず行うべき3STEPをご紹介します。
①必要なスキルを把握する
これからWebデザイナーへ向けた勉強を開始する人は、まず必要となるスキルを一通り把握しましょう!
デザインスキル
Webデザイナーになる上でデザインスキルはマストの力となっています。
デザインツールで有名なものにはAdobe XDやSketchなど様々なものがありますが、その中で絶対に使えなければいけないのが、Photoshopとillustratorです。
Photoshopとは画像編集の際に最も利用されている、Adobe社提供のツールで、下記の写真のように既存の写真の加工・色の調整・複数画像の合成などで主に使われています。
(参照元:Adobe Photoshop)
一方のillustratorも同じくAdobe社から提供されている非常に有名なツールです。
illustratorは、下記の写真のようにポスターやロゴなどのデザインを作成していくときに使うツールです。
(参照元:Adobe illustrator)
これら二つのデザインツールは、Webデザイナーのほとんどの求人で必須条件として挙げられています。
コーディングスキル
次に、近年求められることが多くなってきたコーディングスキルについて解説していきます。
そもそもコーディングとは、上記の写真のようにHTMLやCSSというプログラミング言語を使ってWebサイトを設計していくことを言います。
コーディング力を身につけるメリットとしては、
- デザインの幅が広がる
- 他のWebデザイナーと差別化でき、就職しやすくなる
- フリーランスになることができる
ことが挙げられます。
多くの企業では、このコーディング作業とデザイン作業を違う人が行っているのですが、フリーランスでは一通りの作業を自分一人で行う必要があり、コーディングは必須のスキルとなります。
ですが、コーディング作業は、Photoshopなどのデザインツールよりも遥かに習得が難しく、自由に使いこなせるようになるまで長い時間を要すので、挫折率が高いです。
そこで次の節では、近年開発されたコードを覚えることなくプログラミングができる画期的なツールをご紹介していきます!
STUDIO
(参照元:STUDIO)
STUDIOとは、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作だけでWebサイトを作成することができるノーコードスキルです。
名前の通り、コードを覚える必要はありません。
STUDIOを使うメリットとしては、
- コーディングが不要
- HTMLなどに比べ圧倒的に習得しやすい
- 無料のテンプレートがオシャレ
- 独自のデザインを作りやすい
- 日本語に対応している
などがあります。
難しい知識を覚えることなく、多くの企業で求められるコーディング作業ができてしまうのは嬉しいですよね!
STUDIOは、2018年にリリースされた最新のツールなため、作業が簡単なだけでなく、他のノーコードツールに比べて独自のデザインを反映させやすいという利点があります。
そのため、デザイン性にこだわりたいけど、コーディングは難しいからやりたくないという人にピッタリのツールとなっています!
LP制作スキル
(参照元:WithマーケWebデザイナー養成コース)
デザインツールやSTUDIOなどの使い方をマスターしたら、まずLP制作に取り掛かりましょう。
というのも、LP制作はWebデザイナー初心者の方がまず初めに踏み入れる業務である場合が多いです。
そもそもLP(Landing Page)とは、上の画像のように、リンクやWeb広告などから流入してきた訪問者が最初に目にする、購買行動を促す目的のWebページを言います。
なぜWebデザイン初心者の人がLP制作を行うべきなのかというと、主に以下の4つの理由があります。
- 高単価案件が多く稼ぎやすい
- 1ページ完結型なので、制作期間が短い
- 改善ポイントを把握しやすい
- Webマーケティングの知見を得られる
LPは通常、商品を買わせることを目的とするため、他のページに移動させることはせず、1ページで完結しているシンプルな仕組みであることが多いです。
そのため、制作期間はWebサイト制作に比べて短く、デザインや構成が直接売上に関わるので、自分の作成したものの良し悪しがわかりやすく、改善しやすいです。
また、LPデザイナーの仕事は制作だけでなく分析や修正という作業も含んでいるので、Google Analytics等の解析ツールを使う中でWebマーケティング力の向上ができるのもポイントです。
さらに、LP作成経験があることで、普通のWebデザイナーより高単価な案件を受けることができます。
次の章では、これまで紹介したスキルの具体的な身につけ方について紹介します!
②スキルを固める
Webデザインスキルを身につける方法として、主に独学とスクールがありますが、どちらが良いのだろうと迷ってしまう人も多いと思います。
ですが、底辺Webデザイナーになりたくない方は絶対にスクールに通うことをおすすめします。
というのも、今までの記事でお伝えしてきた通り、十分なスキルがないと労働環境の良い企業に正社員として就職することができず、低収入のアルバイトとして激務をこなさなくてはならなくなってしまうからです。
また、スキルがないまま、偶然正社員になれたとしても、やり直しばかりで残業が多くなってしまう可能性もありますよね。
将来、高収入で楽しくWebデザイナーの仕事をするための投資として、スクールを活用しましょう。
WihマーケWebデザイナー養成コース
(参照元:WithマーケWebデザイナー養成コース)
WithマーケWebデザイナー養成コースは、未経験から三ヶ月で高単価Webデザイナーを目指せる講座です。
このコースでは、Photoshopの基本的な使い方から実践方法まで学ぶことができ、また近年急速に普及しているSTUDIOを使ったLPの制作方法を学ぶことができます。
さらに、回数無制限の質問機能や、一対一の個別添削、案件獲得サポートなどの手厚い支援がついていることが特徴です!
短期間でWebデザインスキルを身につけ、LP制作などに挑戦しながら高収入を獲得できるスキルを伸ばしていきたい人は、このWithマーケWebデザイナーコースがおすすめです!
Shelikes
(参照元:Shelikes)
Shelikesは、未経験の女性向けのWeb系キャリア育成スクールです。
『女性が自分らしく働ける環境』づくりをサポートしており、挫折しないためのコミュニティ提供や、案件獲得サポートを受けることができます。
プランは全部で2つあり、すべてのレッスンが受け放題である「受け放題プラン」と月5回までレッスンを受けることができる「月5回プラン」があります。
受け放題プランは、Webデザインスキルだけでなく、マーケティングスキルや、広告運用スキルなどを含む全32種類の科目を学ぶことができるので、とてもお得なプランとなっています!
ヒューマンアカデミー
(参照元:ヒューマンアカデミー)
ヒューマンアカデミーWebデザイン講座は、国内有数の就職・転職実績を誇るWebデザインスクールです。
このスクールの就職内定率は90.9%と10人に9人が就職や転職をできている実績があります。
全国に23校舎あり、通学受講をメインで実施していますが、オンラインを組み合わせた受講も可能です。
Webデザイナーに必要な知識を身につけつつ、手厚い就職や転職サポートも受けたいという方におすすめです!
③ポートフォリオの質を高める
スキルを身につけ、Web制作が一人で行えるようになってきたら、必ずポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオというのは、どんなスキルを持っているのか、どんなWebサイトを制作できるのかを示すための作品集のようなものです。
ポートフォリオは、Webデザイナーが仕事を獲得する上で欠かせないものとなっており、ポートフォリオを持っていなかったり、クオリティーが低いものだと、仕事はもらえません。
労働環境が良く、給料の高い企業へ正社員として就職するために、まずはポートフォリオの質を高める事に専念しましょう。
未経験者は、実際の案件で作成したWebサイトを載せることは不可能なので、架空のテーマを自分で決めて、いくつかの架空Webサイトを作成してみるのがおすすめです。
また、ポートフォリオは一度作成したら終わりではありません。
より高単価な案件を手に入れやすくするためには、定期的にポートフォリオを更新しましょう!
Webデザイナー未経験でも仕事が獲得できるポートフォリオ作成方法
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【底辺脱却】稼げるWebデザイナーになる3つのコツ
底辺Webデザイナーを抜け出して、多くの稼ぎを得た成功者が行なっている3つのコツをご紹介します。
①複合的なスキルを身につける
年収1000万円程の高収入を得ている人のほとんどが、Webデザインスキルの他に、もう一つの強みを持っています。
ここでは、合わせて持つ事で収入を上げることができるスキルをいくつか解説していきます!
プログミング
Webデザイナーとしてより一層活躍して稼いでいく方法として、JavaScriptやPHPといったコーディングスキルの習得が挙げられます。
これらは通常、Webデザイナーとコーダーという形で分業されることも多いため、できなくても就職する上で支障は無いです。
しかし、デザインスキルと高度なプログラミング技術があるとなれば重宝され、好条件の企業に就職がしやすかったり、収入が高くなります。
というのも、JavaScriptなどをメインに扱うフロントサイドエンジニアの平均年収は、Webデザイナーより100万ほど高い約598万円なのです。
Webデザインのスキルとエンジニアのスキルを持っているとなれば、さらに年収は高いと予想されます。
英語
Webデザイナーが年収を上げるための一つの方法として、英語を習得することがあります。
というのも、海外のWebデザイナーの平均年収は、日本のWebデザイナーの平均年収よりも遥かに高い国が多いのです。
下の表のように、年収が一番高いスイスと日本を比べると、日本の二倍以上給料が高いことがわかります。
(HONGKIATの記事をもとに作成)
英語が公用語である、オーストラリアやニュージーランドはスイスの次にWebデザイナーの平均年収が高い国です。
英語を習得してこれらの国の会社に就職すれば、日本で仕事をしているよりも、大きく年収を上げられると予想されます。
また、海外に行かなくとも、バイリンガルWebデザイナーは少ないため、日本国内での市場価値が高く、給料が上がったり、高単価な案件を獲得することが出来ます。
他にも、英語を習得し、ディレクションスキルも身につけて、外資系の企業にWebディレクターとして就職すれば、年収1000万を狙いやすくなります。
マーケティングスキル
最後に、Webデザイナーのキャリアアップに欠かせないマーケティングスキルについて解説していきます。
一見全く別の分野のように思えるマーケティングスキルですが、Webデザイナーがこのスキルを学ぶことで、仕事の幅を大きく広げ、年収UPを狙うことができます。
ですが、ビジネスシーンにおいて最も重要なのは、訪問者数や購入者数を高められるWebサイト作成力なのです。
この力は、デザインスキルを学ぶだけではあまり身に付かず、マーケティングの考え方を新しく学ぶ必要があります。
そうすることで「集客力の高くするのに最適なデザイン」がわかるようになり、売上が高くなることで、結果的に高収入のWebデザイナーになることができます。
さらに、このマーケティング力をつけることにより、UI/UXデザイナーにキャリアアップすることが可能です!
また、マーケティングとはどのようなものかを知りたい方は、以下の動画をお役立てください!
②UX/UIデザイナーになる
先程登場したUX /UIデザイナーというのは、Webデザイナーの上位互換の職業になります。
UX/UIデザイナーになった方がいい理由として、Webデザイナーよりも年収が凄く高いことが挙げられます。
下記の表を見てみると、UX/UIデザイナーの平均年収はWebデザイナーに比べ100万円以上多いことがわかります。
UXデザイナー | UIデザイナー | Webデザイナー |
611万円 | 598万円 | 480.6万円 |
まず、UIデザイナーというのは、サイトのイメージを配色や装飾などによって表現し伝わりやすくする仕事のことを言います。
このUIデザイナーはUXデザイナーに比べてよりWebデザイナーの仕事に近く、illustratorやPhotoshopの知識があればできる仕事となっています。
Webデザイナーに必要なスキルの他に新たに学ぶ必要がないのが嬉しいですよね。
マストではありませんが、いきなりUIデザイナーにキャリアアップするのは怖いという方は、AdobeXDやSketchなどの使えるツールを増やしておくことをお勧めします。
また、UIデザイナーは、グラフィックデザイナーやエンジニアなどのさまざまな役割のスタッフと共に仕事をすることが多い職業なので、コミュニケーション能力を磨いておくといいでしょう。
UIデザイナーはWebサイトのデザイン的な使いやすさにこだわっているのに対し、もう一方のUXデザイナーはビジネス的な視点から利用者側の使いやすさを追求する仕事です。
具体的には、ユーザーが迷うことなく必要なページにアクセスでき、その機能をストレスなく利用できるようにすることを目的としています。
情報をどのような順序で提供すべきかを考え、Webサイトのどこに何を掲載すべきかを決定していくのです。
UXデザイナーになるためには、ビジネスそのものを理解し、市場調査やブランド戦略、アクセス解析、ABテストといった幅広いマーケティング知識が必要となります。
③フリーランスになる
最後にWebデザイナーで高収入を稼ぐには必須の働き方である、フリーランスについて紹介します。
冒頭でも説明した通り、フリーランスWebデザイナーの年収は約480万〜840万円が相場であり、正社員の年収約458万円に比べると、とても多いことがわかります。
このようにフリーランスの年収が高くなりやすい理由として、
- スキルに応じた報酬をもらえる
- 会社に稼いだお金を搾取されない
- 自分の作業スピードに合わせて仕事を受けられる
- 頑張った分だけ稼ぐことができる
フリーランスだと、案件によって価格が違っており、高度な技術を要する仕事ほど単価が高く、実力があればあるほど稼ぎやすい仕組みになっています。
さらに、他にもフリーランスのメリットは
- 働く場所や時間が自由
- 人間関係に悩まない
- 自分のやりたい仕事だけを受けられる
リモートワークで働くことが多いので、12時くらいに起きて仕事をしたり、海外から仕事をするといった、自分に合った働き方ができるのはとても良いですよね。
底辺Webデザイナーになってしまう人の特徴
最後に、この章では底辺のWebデザイナーになってしまう人の特徴を解説していきます。
この章を読むことにより、どのようなマインドで仕事をしていくことが重要なのかを知ることができます。心当たりがない人も目を通しておきましょう!
①1~2年の下積み時代を耐える自信がない人
Webデザイナーで1~2年程の下積み時代を耐えられる自信がない人は、Webデザイナーとして成功していくのは難しいかもしれません。
というのも、現在年収1000万円超えられるようなポテンシャルを持つWebデザイナーであっても最初の1~2年は2・300万円程度しか稼げなかったという人も多くいるのです。
厚生労働省によると、Webデザイナーの年齢別収入は以下の通りになっており、働き初めの20代前半の平均年収は300万円ほどと比較的低いことがわかります。
(参照元:厚生労働省 職業情報サイト)
ですが、その下積み時代を乗り越えスキルを積んでいけば徐々に年収は上昇していき、30代後半には550万円程を安定して獲得できるようになることがわかります。
最初の1~2年は、「いかに稼ぐか」ではなく、「いかに経験を積むか」ということに振り切って、成長することに貪欲に生活していき、1日でも早くベテランWebデザイナーになることを目指しましょう!
②向上心がない人
向上心がない人は、底辺Webデザイナーから脱却するのはとても難しくなります。
その理由としては
- 常に最新スキルを学ばなければならない
- 常に最新のトレンドを追わなくてはいけない
- 給料が低いまま
- キャリアアップできず一生下請け
Webデザインは情報の移り変わりが激しい職業です。デザインのトレンドが変化したり、新しいサイト制作ツールが出てきたりと、常に最新情報を追っていないといけません。
もしこれを怠ると、クライアントからは求められなくなり、結果的に仕事が減って給料が下がってしまいます。
また、向上心があれば、マーケティングスキルなどを身につけUXデザイナーにキャリアアップを目指せますが、向上心のない人は一生現状維持の働き方しかできません。
年収の幅が広いWebデザイナーでは、向上心がある人でないと収入を伸ばすのは難しいです。
③自己管理能力がない人
自己管理能力がない人はWebデザイナーに向いていない可能性が高いです。
というのも、Webデザイナーというのは納期が決められている仕事だからです。
具体的には、まずクライアントからWebサイトの納品依頼を受け、そして相談して決定した期日までにWebサイトをデザインして納品しなければならないのです。
在宅ワークやフリーランスの場合、決められた時間に働かなくていいため、時間管理をしっかりしないと最悪の場合納期に間に合わない可能性があります。
納期に間に合わないというのは、信頼を失うことになりかねず、Webデザイナーにとって大変な致命傷となります。
自己管理能力にかけている人は、自由な働き方に向いておらず、残業が発生してしまうような出社式の企業で働かなければいけないことになってしまいます。
Webデザイナーは底辺な仕事なのか|まとめ
以上、「Webデザイナーは底辺な仕事なのか」に着目して解説しました。
これからWebデザイナーを目指す人は、フレックスタイム制を導入しているような大手企業の正社員を目標に勉強を進めていきましょう。
また、正社員としてある程度余裕が出てきたら、
- 複合スキルを身につける
- UI /UXデザイナーになる
- フリーランスになる