【まじきつい】IT業界の営業で疲弊した僕が、やめとけと言われる理由を解説

 

営業職にも、保険営業・不動産営業・中古車販売営業など様々な営業の種類がありますが、中でも特に将来性が高いと言われるのが、今回紹介する『IT営業』です。

名前に『IT』と付くことから、なんだかキラキラした印象を受けますよね。

しかし、実際の業務ではかなりきついことも多いです。。。

『IT業界の仕事だから稼げる』と安易な考えで転職して、かなり痛い目に合っている方も多いので、転職を検討している方は、一度本記事を読むことを強くおすすめします。

本記事でわかること
  • IT営業のきつい点
  • IT営業の楽しい点
  • IT営業の仕事内容
  • IT営業の将来性
  • IT営業よりも将来性の高い職業

『IT営業へ転職を検討している』という方の参考になれば幸いです。

 

営業職から転職を検討している方へ

【高年収】営業以外の稼げる仕事17選!男女別に紹介しますでは、営業経験を活かせる仕事や、営業とは全く離れた稼げる仕事をまとめています!

営業職からの転職を検討している方は、ぜひ読んでみてくださいね!

 

【やめたい】IT営業がきつい理由5つ

IT技術を求めているお客様に対し、ITのサービスや製品を提案・提供するIT営業。

そんなIT営業ですが「きつい」「やめたい」という声を耳にすることも少なくありません。

では、どのような理由できついと言われているのでしょうか。

この章では、IT営業がきつい理由を5つ解説していきます。

  1. IT関係の知識を覚えるのが大変
  2. 競合製品が多いため売りにくい
  3. クライアントと開発側の板挟みに合う
  4. アフターフォローの必要がある
  5. ノルマがきつい

 

①IT関係の知識を覚えるのが大変

1つめの理由は「IT関係の知識を覚えるのが大変」であることです。

技術が進歩するスピードが早いIT業界。新しい商品が次々と生まれていきます。

サービスや製品の制作は技術者であっても、それを売り込むのは営業の役目です。

そのため、常に最新の技術を覚えなければいけません。

特に、IT営業未経験者にとっては、尚更きついと言えるでしょう。

IT業界独自の専門用語が出てくるため、苦労するのは目に見えています。

最新の技術についてはもちろん、競合他社の情報まで把握しておかなければいけないため、IT営業未経験者の場合は根気と忍耐力が必要不可欠です。

 

②競合製品が多いため売りにくい

2つめの理由は「競合製品が多いため売りにくい」ことです。

ITサービスや製品は年々増え続けており、当然ながら競合するサービスや製品が多くあります。

次から次へと出てくる新サービスや製品。

競合製品にしかない機能もあるため、自社製品の優れている部分を説明することが難しい場合もあるでしょう。

うまく説明してお客様を納得させられなければ、自社のサービスや製品は売れません。

「営業トークでいかに競合製品と差別化できるか」これに尽きます。

 

③クライアントと開発側の板挟みに合う

3つめの理由は「クライアントと開発側の板挟みに合う」ことです。

これは避けては通れない問題と言っても過言ではないでしょう。

たとえば、クライアントから「〇〇してほしい」と依頼されても、技術的な面や予算の面で実現できない場合もあります。

また、クライアントの要望と違っていたときや、システム障害が発生したときなど、クレームを言われるのは間に入っている営業です。

クライアントと開発側の板挟みに合うことで、ストレスを抱える人も少なくありません。

 

④アフターフォローの必要がある

4つめの理由は「アフターフォローが必要である」ことです。

IT営業の仕事は、売ったら終わりではありません。

購入後のサポートやメンテナンスなどのアフターフォローは、IT営業にとって切っても切り離せないものです。

特に毎日の業務に関わるサービスの不具合の場合、すぐに駆けつけて対応することも珍しくありません。

緊急度が増すほどアフターフォローが大変になるため、肉体的にも精神的にもきついと言われるのがIT営業です。

 

⑤ノルマがきつい

5つめの理由は「ノルマがきつい」ことです。

IT営業に限った話ではありませんが、営業職にノルマはつきもの。

特にIT営業は専門的な知識を必要とするため、ノルマを達成するのは余計にきついでしょう。

先ほどからお伝えしているとおり、IT営業は「IT関係の知識を覚えるのが大変」だったり「競合製品が多いため売りにくい」といったりする業界です。

ノルマの度合いは会社によって異なりますが、あまりにハードだと負荷が大きいもの。

ノルマによるストレスが原因で、会社を退職してしまうケースも少なくありません。

きついIT営業を続けた末路

IT営業がきつい理由を5つお伝えしましたが、その中でも以下の3つは特に注意する必要があります。

  • 競合製品が多いため売りにくい
  • クライアントと開発側の板挟みに合う
  • ノルマがきつい

なぜなら、「売れない→会社で詰められる」「売れる→クライアントと開発の板挟みに合う」と、売れても売れなくてもストレスがかかるからです。

ひどくなると、

  • 数字のプレッシャーで休めなくなる
  • ストレスが原因で鬱になる
  • 体調を崩す

このように、精神的にも体力的にも追い込まれてしまう可能性があります。

このような事態に陥らないために、IT営業以外の選択をご紹介します!

 

IT営業の将来性は微妙?今から転職するなら〇〇がおすすめ!

繰り返しますが、IT営業は経験を積めば年収1,000万円も夢じゃない職種です。

しかし、IT営業の平均年収は472万円であり、誰しもが年収1,000万円プレイヤーになれるとは限りません。

しかも「IT営業はきつい」とささやかれている職種。ずっとIT営業のままでは将来性が高いとは決して言えません。

とはいえ、ITやWeb業界自体の将来性はとても高いものです。

営業にこだわらず、他のWeb系の職種に転職するほうが将来性が期待できます。

すでにIT営業をしている方であれば、IT営業で培ったスキルを活かして『Webマーケター』『プログラマー』などに転職するのが理想的なキャリアプランです。

また、IT営業の経験がない方でも、営業を経てから転職するよりも、いきなりWebマーケターやプログラマーなどに転職する方が、長期的に見て効率よくキャリアアップできます。

わざわざ回り道をしなくても、転職したい職種のスキルをサクッと身につけたほうが将来性も高いと言えるでしょう。

そのため、これから未経験でIT営業への転職を考えている方は、以下で紹介する職種への転職も視野にいれてはいかがでしょうか。

 

①Webマーケター

Webマーケターの仕事内容を說明した画像
平均年収 466万円
未経験の可否
資格の要・不要 不要
リモーワーク

Webマーケターとは、自社サイトをはじめ、オウンドメディアやSNSなどのWebを活用して『商品やサービスが売れる仕組み』をつくる仕事のことです。

学歴が重視されづらく、未経験から転職しやすい職種でありながら、将来性も高い職種とされています。

平均年収は466万円と高く、スキルを磨けばもっと稼ぐことも可能です。

また、リモートワークができるところもポイント。

ランチや飲み会といった余計な人付き合いをする必要もありませんし、プライベートを大切にできる働き方であることも特徴です。

『Webマーケターに少し興味がある!』という方は、Withマーケが提供する『Webマーケター無料講座を受け取ってみてください!

Webマーケターの仕事内容はもちろん、未経験からの目指し方などを詳しく解説しています!

また、未経験からでもWebマーケターへの転職を成功させるために、Webマーケター転職サポートコース』をご用意しています。

Withマーケ転職コースの強み

  • 法人案件で稼ぎながら学べる
  • 30代以上の転職実績が豊富
  • 幅広いWebマーケティング手法を学べる
  • 現役Webマーケターが専属のメンターとして付く
  • 講師が企業の採用面接官
  • Webマーケティング会社で実務経験を積める

本来、未経験からの転職難易度は高い業界ですが、Webマーケティング会社で実務経験を積めるため、面接でかなり評価されますし、転職成功確率がグッと上がるでしょう。

無料のカウンセリングも実施しているので、Webマーケターに興味がある方は、ぜひ覗いてみてください!

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②プログラマー

平均年収 442万円
未経験の可否
資格の要・不要 不要
リモーワーク

プログラマーとは、工学に関する専門的な知識やスキルを持った技術者のこと。モノを造る上で欠かせない職種です。

Webマーケター同様、年収が高く、将来性も高い職種とされています。

ただし、かなり向き不向きが分かれる職種とも言われているため、転職する際には注意が必要です。

プログラマーは地道な作業を黙々と行うため、几帳面な人やセンシティブな人は重宝されます。

反対に、短気な人や傲慢な人はエンジニアにあまり向いていません。

適性を確かめるために、まずはProgateなどで独学してみることをおすすめします。

 

③プロジェクトマネージャーを目指す

プロジェクトマネージャーとは、システム開発などをおこなうプロジェクトチームの責任者のことです。

プロジェクトの企画からはじまり、計画の立案、人材や費用の確保、進捗管理などをおこないます。

IT業界で人材不足と言われているプロジェクトマネージャー。

今後も需要が高い職種と言えるでしょう。

プロジェクトマネージャーの平均年収は691万円と、IT営業より高いことも特徴です。

優秀なプロジェクトマネージャーであれば年収1,000万円以上の人もいるため、夢は膨らむ一方ですね。

 

④外資系のIT営業に転職する

同じIT営業ではありますが、外資系のIT企業に転職するのも一つの方法です。

なぜなら、外資系のIT企業のほうが年収が高いから。

日本のIT企業の平均年収は472万円、対して外資系のIT企業の平均年収は601万円と129万円も高いとされています。

外資系のIT企業は「成果主義」なので、営業力に自信がある方にピッタリと言えるでしょう。

WebマーケターやITエンジニア、プロジェクトマネージャーという職種にピンと来なかった方は、外資系のIT企業に転職してみてはいかがでしょうか。

 

IT営業の良い点

前の章ではIT営業がきつい理由について触れてきましたが、良い点も多くあります。

この章では、IT営業の良い点を3つ紹介します。

  1. 飛び込み営業が少ない
  2. 需要の高いITの知識が身につく
  3. 年収を上げやすい

 

①飛び込み営業が少ない

1つめの良い点は「飛び込み営業が少ない」ことです。

営業=飛び込みという考え方は、もう古いと思ってください。

近年の営業方法は「インバウンドセールス」が主流です。

インバンドセールスとは、購買意欲を高めるような情報を見込み客にメールマガジンなどで発信し、顧客自身にサービスや商品の購入を決めてもらうように促す営業方法のこと。

セミナーや展示会を開催し、それをきっかけにサービスや商品を売るのもインバンドセールスにあたります。

飛び込み営業は自分の足で多くの企業を訪問する必要がありますが、IT営業の場合はインバウンドセールスがメインのため、飛び込み営業が少ないところが良い点の一つです。

 

②需要の高いITの知識が身につく

2つめの良い点は「需要の高いITの知識が身につく」ことです。

IT営業がきつい理由でもお伝えしましたが、IT営業は専門的な知識を覚える必要があります。

それは大変なことではありますが、需要の高いITの知識が身につくといった点では大きなメリットと言えるでしょう。

ITに関心のある方ならなおさらです。

流行り廃りが早い業界。新しい知識を積極的に覚えようとする姿勢がある方にとっては、魅力的な仕事ではないでしょうか。

 

③年収を上げやすい

3つめの良い点は「年収を上げやすい」ことです。

IT営業の大きな特徴として、成果がそのまま給料に反映されるという点があげられます。

そのため、営業成績を上げれば上げるほど、年収もどんどんアップするのがIT営業。

経験を積めば外資系のIT営業に転職することも可能なため、年収1,000万円も夢ではありません。

特徴としては、実力主義の人や負けず嫌いの人は年収が上げやすいとされています。

 

IT営業の仕事内容・働き方・年収

ここまでIT営業がきつい理由とIT営業の良い点をそれぞれ解説してきましたが、両方聞くと「結局どっちがいいの?」と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

そこでこの章では、IT営業とはどんな仕事なのか、働き方や年収はどんな感じなのかについて解説していきます。

  • IT営業の仕事内容
  • IT営業の働き方
  • IT営業の年収

 

①仕事内容

IT営業とは、自社サービスなどの無形商材を売る仕事です。

先ほども触れましたが、IT営業はインバウンドセールスが主流なため、お客様からの問い合わせに対して自社サービスや製品を売っていきます。

IT営業の仕事の流れは以下のとおりです。

  1. お客様からの問い合わせに対して訪問日時のアポイントメントを取る
  2. お客様のところに訪問し、お試し版のサービスを利用してもらうよう促す
  3. お客様がお試し版を利用して問題がなければ契約に進む
  4. 契約手続きと並行して技術者への手配もおこなう
  5. 納品(使い方の説明が必要な場合は、納品時におこなう)

契約から納品までの間、漏れがないようスケジュール管理をしっかりおこなう必要があります。

また、残業は月5〜10時間ほどが一般的です。

しかし、イレギュラーな対応が入ると残業時間が上記より多くなることも珍しくありません。

 

②営業スタイル

IT営業の営業スタイルは、主に以下の6つがあげられます。

  1. Webや電話問い合わせからの対応
  2. 展示会やセミナーからの集客
  3. 既存顧客からの紹介
  4. 会社内の他部署からの紹介
  5. 販売代理店からの紹介
  6. 各自で施策を練ってアプローチ

Webや電話問い合わせ、展示会やセミナーからの集客は特に多いです。

IT営業はインバウンドセールスが主流のため、基本的に飛び込み営業はありません。

 

③年収の目安

IT営業の年収の目安は472万円です。

年齢・性別ごとの平均年収は、以下のとおりです。

年齢 平均年収 男性平均年収 女性平均年収
20代 410万円 412万円 406万円
30代 585万円 587万円 572万円

参照元:マイナビエージェント

まず目につくのが、性別で平均年収にそれほど差がないこと。20代の場合は6万円、30代の場合は15万円の差がある程度です。

つまり、IT営業は「女性も活躍できる職種」とも言えるでしょう。

 

また、上記の表を見てわかるとおり、IT営業の年収は経験値によって大きく異なります。

20代の平均年収が410万円なのに対し、30代の平均年収は585万円。

経験を積んだことにより、175万円ものアップが期待できるというわけです。

また、キャリアアップのために転職する人も珍しくありません。

 

 

【適性あり】IT営業に向いてる人の特徴

この章では、IT営業に向いてる人の特徴を4つ紹介します。

  1. スキルを身につけて成長したい人
  2. ビジネスに関心のある人
  3. ITが好き。もしくは興味がある人
  4. 人とのコミュニケーションが苦手じゃない人

 

①スキルを身につけて成長したい人

IT営業は、ITに関するスキルを身につけて成長したいと考えている人にはピッタリの職種です。

日々変化するITの技術や知識を楽しんで学べるタイプの人が向いているでしょう。

また、ITに関するスキルだけでなく、同時に「人間力」も高められる人におすすめです。

交渉力や理解力、ヒアリングスキル(聞く力)、プレゼンテーションスキルなどを持ち合わせている人は、IT営業の適性があります。

 

②ビジネスに関心のある人

そもそもビジネスとは、お金を何かに換えて、お金を増やす活動のことを言います。

IT営業の場合は、自社のITサービスや製品をお客様に提供し、その見返りとして費用をいただくことになります。

これを理解していない人はNG。

どうしたら自社の利益につながるか、どうしたら自社の成長につながるか、どうしたら社会貢献につながるか、これらを考えられる人はIT営業の適性があります。

「自分だけ稼げれば良い」と考えている人には務まらないと覚えておいてください。

 

③ITが好き。もしくは興味がある人

そもそも論にはなってしまうが、ITが好き、もしくは興味がある人じゃないとIT営業は務まりません。

なぜなら、ITに関する知識を常に身につけ続けていかなければならないからです。

お客様には平易な言葉を使用してわかりやすく説明しますが、技術者との会話では専門用語が飛び交っているため、ITが好きでないと苦痛になるでしょう。

 

④人とのコミュニケーションが苦手じゃない人

IT営業は個人プレーではなく、チームで仕事をするものです。

お客様をはじめ、技術者などのチームメンバーとのコミュニケーションが欠かせない職種。

そのため、コミュニケーションスキルが高い人はIT営業の適性があると言えます。

1人で黙々と仕事をするよりも、多くの人と関わりながら仕事をしたい人に向いている職種です。

 

IT営業で成功するポイント2つ

この章では、IT営業で成功するポイントを2つ紹介します。

  1. スキルを身につける
  2. 資格を取得する

 

①スキルを身につける

IT営業で成功するポイント1つめは「スキルを身につける」ことです。

スキルと言ってもいろいろありますが、IT営業で特に大切なスキルは以下の5つになります。

  1. プレゼンテーション力
  2. ヒアリング力
  3. サービスの説明力
  4. 課題解決力
  5. ITに関連する知識

順番に見ていきましょう。

 

プレゼンテーション力

自社サービスや製品を売るためには、プレゼンテーション力が必須です。

どんなところが優れているか、どんなところが他社より魅力的なのかを、欠点もふまえながらうまく表現しなければいけません。

プレゼンテーションが始まるときのイントロ、途中のボディアクション、そしてクロージング(商談へ結びつける最終段階の局面)も重要なテクニックです。

また、プレゼンテーションをする前の事前準備も入念におこなう必要があります。

どういった提案方法が刺さるのか、主張を裏付ける根拠は何なのか、想定される質問は何があるのかなどを考えてしっかりと準備することも大切です。

 

ヒアリング力

ヒアリングはお客様の話をじっくりと聞くことはもちろん、お客様の言いたいことを引き出すことも欠かせない力です。

お客様が話しやすい状況を作ることが非常に大切と言えるでしょう。

また、お客様の要望や困っていることなどをうまくヒアリングできなければ、成約につながりません。

営業となると「話す」「伝える」ことに注意がいきがちですが、それよりも「聞く力」のほうが実は大切なのです。

ヒアリング力が高いと、お客様との信頼関係を築きやすいと覚えておきましょう。

 

サービスの説明力

自社サービスがどんなものなのかを説明する力も必要です。

プレゼンテーション力で解説したことと被りますが、どんなところが優れているか、どんなところが他社より魅力的なのかを、欠点もふまえながらうまく表現しなければいけません。

また、説明するための語彙力も欠かせないスキルの一つです。

いかにわかりやすく、そして納得させられるかが重要となります。

 

課題解決力

IT営業は「課題解決型」の提案営業なので、高いレベルでの課題解決力が求められます。

お客様からのヒアリングで課題を見つけ、自社が提供しているITサービスや製品でどのように解決できるかを提案する必要があります。

提案した解決策を納得してもらわなければ成約には至りません。

また、お客様が気づいていない課題が潜んでいるケースも多々あるため、ヒアリングした内容を詳しく分析し、どこをどう改善すべきか正確に把握・提案できる力が求められると覚えておきましょう。

 

ITに関連する知識

IT営業なので、当然ながらITに関連する知識を身につける必要があります。

中でも、プログラミングのような技術者目線のスキルを持っていれば、お客様も安心して相談できること間違いなし。

ITに関連する知識があれば、お客様から要望を受けたときに「実装できるかどうか」「どのくらいのコストがかかるか」など判断しやすくなるといったメリットもあります。

IT営業にとってITに関連する知識はまさに「武器」とも言えるでしょう。

 

②資格を取得する

IT営業で成功するポイント2つめは「資格を取得する」ことです。

ここでは、IT営業に役立つ5つの資格を紹介します。

  1. ITパスポート
  2. 基本情報技術者
  3. 応用情報技術者
  4. システムアーキテクト
  5. 情報セキュリティスペシャリスト

 

ITパスポート

学習時間 150時間程度
受験資格 なし
受験費用 7,500円
試験日程 随時(月に2回~)
合格率 約50%
主催団体 情報処理推進機構

ITパスポートは情報処理技術者試験の一つであり、ITの基本的な知識を身につけていることを証明する資格です。

IT系国家資格の代表格と言っても過言ではありません。

国家資格でありながら受験資格はないため、ITスキルのはじめの一歩として取得する人が多いとされています。

ITパスポートを取得すればITにまつわる幅広い知識が身につくため、IT営業には欠かせない資格の一つとも言えるでしょう。

また、ITパスポートを取得していれば、他のIT系資格取得の足掛かりにもなります。

まずは手始めに「ITパスポート」の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

 

基本情報技術者

学習時間 200時間程度
受験資格 なし
受験費用 7,500円
試験日程 年2回(例年4~5月、10~11月)
合格率 約25%
主催団体 情報処理推進機構

基本情報技術者は、IT営業はもちろん、ITエンジニアが共通して理解しておくべき基本的な知識を身につけた証となる資格です。

ITエンジニアの登竜門とも呼ばれているため、基本情報技術者を取得すればIT営業に役立つこと間違いないでしょう。

基本情報技術者も国家資格でありながら受験資格がないため、挑戦しやすいことも特徴の一つです。

ITパスポートよりも難易度は高いですが、転職活動が有利になる資格と言えます。

キャリアアップのために「基本情報技術者」の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

 

応用情報技術者

学習時間 500時間程度
受験資格 なし
受験費用 7,500円
試験日程 年2回(例年4~5月、10~11月)
合格率 約20%
主催団体 情報処理推進機構

応用情報技術者は、基本情報技術者よりもITに関する技術的な知識を深く身につけている証となる国家資格です。

基本情報技術者よりもワンランク上の資格とイメージするとわかりやすいでしょう。

ITエンジニアがスキルアップのため目指す資格とされているため、IT営業が持っていたら現場で活躍すること間違いないでしょう。

応用情報技術者を保有していればIT人材として高い能力を持つ証明となり、転職活動するうえで有利に働きます。

 

システムアーキテクト

学習時間 100~200時間程度
受験資格 なし
受験費用 7,500円
試験日程 年1回(例年4月)
合格率 約12%
主催団体 情報処理推進機構

システムアーキテクトは、システム開発において対象業務の分析や設計などの上流工程に携われる国家資格です。

上流工程を担当するエンジニアに必要な知識だけでなく、ビジネスに必要な知識も問われる難関資格となっており、IT営業向けというよりはシステムエンジニア向けの資格になります。

とはいえ、システムアーキテクトの資格を所有していれば、お客様が描いているビジネスモデルを実現するためのシステム構築を考えることが可能です。

 

情報セキュリティスペシャリスト

学習時間 150〜200時間程度
受験資格 なし
受験費用 7,500円
試験日程 年2回(例年4月、10月)
合格率 約15%
主催団体 情報処理推進機構

情報セキュリティスペシャリストは、情報セキュリティ技術のエキスパートとして企業の情報セキュリティ管理をサポートできる国家資格です。

先ほど紹介した「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」の資格を取得してから挑戦すると、効率的に知識を身に付けられます。 

また、難関資格ではありますが、情報処理技術者試験の中でも受験者の多い試験です。

基本的にはエンジニアが受験することが多い資格ですが、実務経験なしで受験できるため、IT営業をワンランクアップさせるために取得してみるのも良いでしょう。

 

IT営業の求人が豊富な転職エージェント3選

ここまで読んでいただき「IT営業に転職したい」もしくは「違うIT企業に転職したい」と考えた方も多いでしょう。

そこでこの章では、IT営業の求人が豊富な転職エージェントを3つ紹介します。

転職サイトではなく、転職エージェントを利用する目的としては、入社後のギャップを減らしたり、ブラック企業を避けたりすることがあげられます。

転職エージェントをうまく活用して、理想のIT企業に転職しましょう。

 

①Geekly

Geekly

参照元:Geekly

利用料金 *基本無料
面談可能日 要問合せ
公開求人数 約580件(IT営業のみ)
対応地域 東京23区

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

上記の業界に特化した転職エージェントだからこそ、知見も広いですし、求人数も豊富にあります。

ただし、対象地域が東京23区のため、地方に住んでいる方は利用できないためご注意ください。

 

②ランスタッド

ランスタッド

参照元:ランスタッド

利用料金 *基本無料
面談可能日 要問合せ
公開求人数 611件(営業のみ)
対応地域 全国

ランスタッドは、転職エージェントのみならず、派遣や単発・短期アルバイトなどの紹介もおこなっているサービスです。

IT営業だけでなくエンジニアの求人も多いため、IT営業からエンジニアに転職しようか悩んでいる方にも利用しやすいでしょう。

また、外資系企業や大手企業の求人も多く、スキルアップしたい方におすすめの転職エージェントです。

 

③マイナビITエージェント

マイナビITエージェント

参照元:マイナビITエージェント

利用料金 *基本無料
面談可能日 要問合せ
公開求人数 約11,000件(IT営業のみ)
対応地域 全国

マイナビITエージェントは、IT・Webに特化した転職エージェントです。

20代や第二新卒向けの求人が充実しており、20代で転職・キャリアアップを考えている方に特におすすめです。

IT・Web業界に精通したエージェントがしっかりサポートしてくれるため、初めて転職する方も安心して利用できるでしょう。

 

IT営業のきつい点|まとめ

以上、『IT営業のきつい点』というテーマで解説しました。

名前に『IT』とつくことから、簡単に稼げると思われがちですが、実際は専門的な知識が必要など、きつい点も多くあります。

特に、IT業界の用語を知らないという方は、そもそも商談すら難しいため、『ITパスポート』といった資格の取得から始めると良いでしょう。

また、IT営業に転職する場合は、

  • Webマーケター
  • ITエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • 外資系のIT営業

などに転職することが理想的なキャリアプランと説明しました。

しかし、『Webマーケター』『ITエンジニア』に、IT営業の経験は必須でないため、将来的に転職するのであれば、最初からそれらの職種へ転職したほうが効率的にキャリアアップできるというのが筆者の意見です。

特にWebマーケターは、未経験から目指しやすいため、IT業界の転職に興味のある方は、転職先の候補にいれてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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